10年・・15年ぶり、かな?

何処も彼処も渇水・渇水の大合唱だから、相当降ったけど週末直前の雨は「丁度良いお湿りじゃん!」なんて高を括って、よねさんとあっちの水系を目指した。途中の本流は濁ってはいるけど然したる増水じゃない。「向こうは絶好なんじゃネ?」釣り師の希望的観測で、ワクワクしながら北上する。
目的の大支流に入ると「……!」言葉も無い大増水!!国交省のHPで過去1週間の降水量を確認してきたのに、昨夜からの大雨(明け方は警報…)はノーテンキ親爺の思惑を吹っ飛ばす量だったようだ。ここ迄来たのに〜と、少しは濁りの薄い支流の合流点を釣り上がる。釣り始めてすぐ、リーダーがガレガレの石に挟まった。外す時チョッと「カチッ」て感触、なんとカメレオンで組んだバットのすぐ下が、きれいサッパリ無くなってた!30年FFやってて、初めての経験だよ。仕方ないから残った1mばかりの先に5X〜6Xを2.5m程足して釣り上がる。ビックリだったよ、さして問題なく釣りになる。スポットにも結構入るじゃん!先が軽いからメンディングが凄く楽だ。ピンループは無理だけど、普通に振ってトラブルは起きない。怪我の功名で、新しいリーダー・フォーミュラ発案か?ラッキーだったかも〜。釣果は20cm弱のイワナが1匹きり。薄い濁りから5回のアタックがあったが、他は掛けること叶わずでうなだれて車に戻った。

時刻は午前十時過ぎ、転進も考えたが取り敢えずそのまま上流へ入ることにした。よねさんは初めての入渓、拙はずっと前に本流部NGの時に数回釣ったことがある。当時はアマゴだけで決して魚影の濃い沢じゃなかった。堰堤で寸断されてるけど、礫に埋まった印象は少し好転していた。
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水色はドライでギリギリの濁り、よねさんすぐ魚を出していた。「イワナだよ〜」とのこと、かつてここでイワナは釣ったことなかったからビックリだった。濁りは徐々に好転してきてこちらにもアタックはあるが、先月来のバラシ病が継続中、魚の顔が見られない。よねさんはコンスタントに竿を曲げている。全てイワナだとか。(???)なれど、自分を信じて芯絡みに毛鉤を通して行く。キレイに流れる芯脇からゆっくり出て来て、茶パラを銜えて反転したのは…。
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お久しゅうございます!何もかもが嘗てと同じ、デジャブのようなアマゴだ。朱点は見られないけど、側線沿いをピンクに染めたこの沢在来らしき魚体に感慨一入、暫くジ〜ンとして見惚れてしまった。あの頃はこんなのが2〜3匹は釣れたもんだから、ここからは前のめりで次の1匹を狙っていったんだけど…バラシ病の深淵に沈み込むばかり。竿を叩き付けたい衝動を抑えるのに苦労したよ。嗚〜呼〜。
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果たして何匹バラしたのか、沸騰寸前でやっと手許に来たのはお初のイワナだった。出所不明、こんな体色のイワナばかりで哀しくなるけど、溌剌とした命は嬉しかったね。この後もう1匹獲った。よねさんは随分獲っていたから、嘗てのこの沢の記憶からはウソみたいな結果だった。

でもねぇ…ここは『アマゴの沢』の筈なんだよな。心中、チト微妙でした。
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# by goo_ism | 2016-06-27 18:32 | フライフィッシング | Comments(8)

自主禁漁開け!

今年のワサビの収穫作業は、GWの始まりから丁度一ヶ月、例年のほぼ倍の長丁場になった。いろんな事情が交錯して、殊にメンタルはキツかった〜。そんな中、3連休を搾り出してよねさんとこっちの南ア詣でに出掛けた。既に一ヶ月前の超旧聞だが、ちょっとした事件を起こしたんで、備忘録ログ・・。
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五月半ばのカーンと晴れた一日。PLフィルターでコントラスト上がってるけど、山も空もホントに綺麗だったよ。この本流河原を渡る時は足取りも軽く、ダム差しのイイ型を夢見て心ウキウキ・ワクワク、まぁ、子供みたいな親爺二人だった。
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チッチェ〜(六寸余)けど、パーの形も数も「如何にも」な大井川のアマゴが、なんて事無い石脇から出て来た。この日は最初で最後のアマゴ、チト寂しい・・。
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こいつもチビだけど、ピッカピカのイワナ。こんなの2〜3つ釣ってから、怒濤のバラシ六連発、更に幾つかスカして気分最悪、頭は沸騰!少しばかり凹んで、沢歩きも雑になっていたようだ。デカ目をまたバラして川辺にへたり込む。(よし、次!)気を取り直して一歩を踏み出したら、靴底のスタッドが引っ掛かったのか滑ったのか、とにかくバランスを崩した。野良仕事で腰痛バリバリ故、念の為とコルセットでギュウギュウに締め込んだ上体には全く力が入らない(アリャ~ッ??!!)成す術無く頭からスローモーションで浅いプールにダイブしてしまった。全身水没で、よねさんが引っ張り上げてくれなけりゃ、いっぱい水飲んでただろう。ベルトの甲斐無くウェーダーの中も水浸し、少し深ければ頭上がらなかったかも。水難事故はこうして起こるんだろうなぁ、なんて、身を以て知ったよ(爆)。疲れてる時は釣りになんか行っちゃいかんな。単独出釣は益々出来ない身体になっちまった、ヤレヤレ・・・。

五月の釣りはこんな顛末の一回だけ。
野良仕事終えてからよねさんと「再挑戦〜!」とていつもの道を上ったが、肝心な山道で無情の通行止め。仕方なくヒルに怯えながら下流の林道をチャリ・アタック、ここでもイワナのイイ型は全部バラしてストレス溜めまくりで帰って来た。翌週末はアッチの南ア下流部をミノーで攻めるも、余りの渇水でスーパー・シビアな反応に打ちのめされた。この日も今日一はバラすというお約束はキチンと果たしたよ(爆)。

翌日は疲れがチョッと心配だった(反省が生きてない・・)が、八兵衞さんと2年ぶりの「神の沢」詣で。数年前の台風で壊滅的な被害を受けた中流部がどうなってるのか、怖いモン見たさの出釣だった。
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台風被害の前年に潜水艦イワナに遭遇したプールは健在だった。あの時は八兵衞さんが乗ってる岩は水中に隠れてたから、30cmぐらいは水位が違う。潜水艦は見向きもしなかったが、透き通るようなアマゴが釣れたな。この沢は渓相の割には魚が少ないのだが、渇水で一段とシビアな反応でどうにか『ボ』逃れで中盤迄来た。(アマゴは釣れたから、今度はイワナね)と、それっぽいポイント中心に毛鉤を入れて行く。例えば、こんなとこ。
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巻きの奥、左の岩の影に黒パラを流し込んで暫し、軽く竿を返したら「ギュギュ~ッ」とバット迄絞り込まれた!
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(ヤッタネ!絶対尺イワナ〜!!)なかなか出て来ないよ。強引を楽しんで(新しい旧SAGE、素晴らしい!)岩陰から引っ張り出すと、ローリングしながら下へ走る。またまた???だ。ネットに受けたのは全てが尖った、カッコいいアマゴ!!イワナみたいなポイントに居た所為か、黒ずんだ肌がカッコいい。鱗に傷付けてゴメン、だな。久々の九寸弱、この一匹で全部報われた気分。こんなのが出ると、疲れも気にならないんだよね。
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上がり際、最後の最後はこのプール。手前に差し込んだ日の光で水底が浮き上がった様、神々しさ一際だったが魚はお留守だったらしくスゴスゴと撤退~(涙)。

さて、暫しのモラトリアム、次は何処へ出掛けようか?
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# by goo_ism | 2016-06-23 20:40 | フライフィッシング | Comments(6)

春の本流、〆かな

雨の合間を縫って野良仕事。春の雨はドサッとまとまって降ることが多く、川が濁ると潅水出来ないから、結構ヒヤヒヤさせられる。雨予報が出たら前日に作業しておかないと、後悔することが多いんだよね。

週半ばに雨マークが付いた。ホントは少しインターバルをおきたいんだけど、水が澄むのは何時になるか判らん。最悪4〜5日のNGを想定しての作業はなんとか午前中で片付いた。(さてと…)昼飯も程々に、ショボつき出した空模様の下、今年二度目の峠を目指して子パジェロに鞭を入れる。後の席に毛鉤の道具とウェーダーをこっそり積んどいたんだ。峠を超えた辺りで、雨は上がった。(ライズがぁ〜・・・)残念、悔しい!加てて加えて、現地では雨の痕跡すら無かった。嗚~呼!
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10日前は咲き誇っていた山桜はすっかり終わり、全山煙るようなパステルトーンに包まれている。深呼吸したらそれだけで健康になれそうな柔らかい色の饗宴、一年で一等好きな季節だ。これでライズが出たりしたら(即イッチャうよな~)と、プールの開きに張り付いて暫し待つ。視界の範囲全部に目を配るが、そう簡単な訳も無い。ユックリと移動しながら瀬からプールへと叩いていった。程なく、駈け下る浅い瀬のカガミをわざとゆっくり=ドラッグ掛けて流したダン色の毛鉤を一匹目が銜えた。15cm程の年越し、肌理の細かい美形だったけど如何せん小さい。同じようなポイントからもう一匹、少しサイズが上がった。
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浅〜い瀬の落ち口で毛鉤を吸い込んだ三匹目は、下の段の流れに乗ってSAGEを気持ち良く絞ってくれた。幅広の20cmクラス、気持イイ!(もうイイやぁ)なんて思ったら、案の定、その後はライズ求めて不毛な行進させられるハメになったよ。ヤレヤレ・・・。

翌日は結構な雨になった。川は30cm程増水して野良は休み更に一日置いて、ミノーイング仲間のお誘いにホイホイ乗って、増水の影響が少なそうな水系に出掛けることにした。道の駅で落ち合って高速を暫し、下道を進む内に見えて来た本流は殆ど雨の影響を感じさせない。ラッキー!
岩を噛む荒瀬からタップリとした深瀬に繋がる、美しい流れにバイラを踊らせて行く。今にもパツパツの美形が躍り出て来そうなんだけど…何も無い、ナッシング。思案投げ首、?マーク一杯になった所で一度流れから上がった。
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見つけた時はギョッとしたよ。一瞬(デッケ〜!モンカゲ?)と思っちゃった。側に寄ってハッチ仕立てのトンボだと判ったが、スペース・ホラー映画の怪物(プレデターとかエイリアンとか)を思わせる、少しグロな姿に見とれてしまった。
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アマゴを求めて上へ下へ、幾つかカワイイのを掛けたり見切られたりして楽しんだ。釣友は次々と良型を釣り上げて行く。いつもながらのイイ勉強をさせて貰った。日の光が赤みを帯びて来た頃合いで、プールの流れ込みをトゥイッチしてたバイラに突っかけて来たのは今日一のパツパツ幅広、ピッカピカのアマゴだった。稚魚で入ったか、もしかしたら自然産卵から育った、完璧な肢体のアスリート鱒。嬉しい〆の一匹、これで来月の野良仕事を何とかやり過ごせそうだよ。
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# by goo_ism | 2016-04-18 17:03 | フライフィッシング | Comments(11)