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駆け込み釣行〜大いなる里川ミノーイング

ホントの春がやっと来た感じ、良い雨が降る。狩野川の水位も絶好な数字に貼付いてる。加えて2週間前の出釣と同じ大潮回り、こりゃあ出掛けない手はなかろう!とて、ワサビ仕事にネジ巻いて1日搾り出した。狙いはやっぱ、塩水呑んだスピードスターだ。ま、簡単じゃないし返り討ちの肩すかしは覚悟の上だけど。
今回は少しユックリ目、河原に立ったのは朝日が全てを暖め始めた刻限だった。いつもの大淵のヒラキでは『如何にも』な型が水輪を作っていた。ライズフォームから(多分スペントだな)と見当をつけたが、手には6.6fロッドとABUのルアータックル、どうしようもない。遠投・表層引きしてみたが反応する訳も無いやね。大淵を上へ下へ、ルアーを変える度に1度だけ反応する魚に翻弄されて、気が付けば1時間半経っていたよ。
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山は藤の花の盛期、つまりはここらの遡上魚(ウグイがメインか?)もハイシーズンの筈だ。凄く綺麗な花だけど、毛鉤釣りには『もうじき夕方の釣りに変わるぞ〜!』って指標でもある。だから、チト焦るんだな。それにしても、花がない時期の山藤の、なんと寡黙であることか。公園の藤棚のそれとは別モノの如き存在故、殊更に琴線に触れる。
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狩野川でミノーといえば…、今回も魚絵師さんと合流しての彷徨となった。オヤジ釣り師2人で選ぶと、必ずゴンゴン・ポイントになる。こんな流れの流芯越しに煌めくミノーに銀の延棒が『ギラン!』と絡んで来る、頭の中はそんな光景で満杯。デジャブのような現実を夢見てるんだが、なかなか叶わない。
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本流を見切って上へ行ってもやはりこんな場所。(プールに刺さるのはまた別の機会にね)なんて、暗黙の了解でもあるような釣りがなんとも心地良いのです。魚絵師さんの操るミノーは魚以上に「ベイト」を演じながら泳いでくるが、哀しいぐらいに鱒からの答えがない。ここまで今シーズン4回の狩野川を通して感じたのは、川の『空き家』感だ。釣りの腕は一旦棚上げさせて貰ってそろそろ断じて良いんじゃないかな、「今年は魚が居ない!」って。
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水量の多い瀬を求めて支流域をジタバタ・ウロウロして、やっと7寸ばかりのアマゴを鮎を模したミノーで獲った(写真撮るのを忘れた、恥…)。腹の下側に鵜にやられたらしき2条の傷がうっすら残る魚体に(頑張れ&ありがとう!)を言ってリリース。ギリギリの無魚逃れで、始めて見たレンガ造りの水路(現役だそうだ)がやっと心に沁みて来たよ。

狩野川本流ミノーイング、本番はこれからかも…だけど、これでキリだ。
スピードスターは今年も幻だったけど、楽しい夢を見させて貰った。
ほぼ一月後、私的後半戦始動の頃はお山のイワナが本番を迎えてるだろう。
口開けは毛鉤、中部山岳かな。ウ〜、ワクワクするなぁ!
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by goo_ism | 2013-04-27 10:34 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(12)

駆け込み出釣〜フライでお山

沢山の人のお世話になるワサビの収穫作業で、止む無くGWからほぼ一月の禁漁期間に入る。ハイシーズンを棒に振るのが悔しくて、直前の辻褄合わせに出掛けたよ。3月末にカズさんとご一緒した沢に、コンディションの好転を期待してのワクワク出釣だ。
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前回から3週間余、萌黄や浅緑に彩られて、正に山笑う、だ。1年で一番好きな季節、生きてる事を感謝したい景色だ。久々にご一緒した某田師匠と、先ずは山岳系の小さい支流に区間を割って潜り込んだ。前回より少し上で川に下りて最初の小さいポイントから、25cm程の黒い影がユラリと現れて流芯に消えた。(ヤッチまった…)随分気をつけてたつもりだったが、相当攻められてそうだ。
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堰堤の奥の壁際を釣る某田師匠。最小の動作で的確&丁寧にポイントを攻める、全く無駄の無い釣りを久々にジックリ見せて貰う。この方とMチャ安・S藤さん、出逢えてホントに良かったと思える先輩アングラーだ。でも、本日の釣りの方は…。
開けた山道を一人の釣り人が下りて来る。通らず迄釣り上がったが、成果無しとのこと。ここ迄数尾のチビに遊んで貰って(さあ、これから!)と思ってただけに落胆も大きい。堰堤を越した所でまた2人。一またぎの沢に先行者3人、ワタシら入れて計5人とはねぇ…、参った。
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見切りを付けて、車で数分の里川に転進。こちらも先行者の東京ナンバーの軽があった。でも、サイズは最大で6寸とやや情けないがポツポツと釣れて来る。稚魚放流から年を越した綺麗な魚体だったよ。
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俄に起きたイブニングライズには完全に遊ばれて(ミッジもCDCも忘れる体たらく)しまった。最後の1尾の写真を撮ってネットを振って水を切り、フと見下ろしたWシューズに、名残の桜の花びらがくっ付いていた。夕寒の中、爪先だけが暖かいような気がしたよ。
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by goo_ism | 2013-04-24 15:48 | フライフィッシング | Comments(4)

これで夜が明けると、イイんだけどナァ〜

拙の場合、あまり報われない本流鱒狙いのミノーの釣り。ほぼ春限定の所為もあって、昨年初夏に魚絵師さんとご一緒した支流の釣りからズ〜〜〜っと『ボ』オバケを担いだまま。今シーズンも既に2回、無魚の洗礼を受けている。何時になったら釣れるのか、凹んだ気持を盛り上げてくれるのは釣果だけ、なんだけどねぇ。
3月も終わりになって、漸く山を潤す雨が降った。1回、2回目の大雨で伊豆の川も高水で安定してる様子をネットで確認して、魚絵師さんに直近の川の様子を伺うと「いつ来るの?僕の方は今やってる仕事が・・〜」って事で、今回も擦り合わせ成って、週半ばの川での合流が実現してしまったよ!ワクワク・ウキウキ、濁った川水に替えて、潅水用の沢水10トンを1日掛けて運ぶ軽トラの脚取り(?)も軽かった。

高水&大潮の平日釣行となれば、体力の限界迄楽しまにゃ損。海から戻ってきてるかも知れないスピードスターを夢見て未明と呼ぶにも早い刻限に出発、下道・いつものルートで陽が昇る前に川辺に立てた。深呼吸1発、胴震いが来たのは冷たい空気の所為だけじゃなかった気がする。テトラの間からキャスト、ステップダウン・・。遠くの山が日に照らされて色を取り戻すと、程なく川面に金色の光が下りてきた。魚からの答えは無いけど、超絶、いい気分!絶対に100日ぐらい寿命が延びてるな。
魚絵師さんとはいつもの橋の上の大プールで落ち合った。解禁の頃より3〜40cm水位が高い。如何にも釣れそうなのだが「水温は11℃チョイ。3℃ダウン!」銀色の棒を覗いた魚絵師さんの非情な宣告通り、開きのライズも岩盤際のチェイスも無かった。でも、まだまだいい気分!
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本流から支流に移ると、ここも嘗て見たこと無いぐらい美しい流れになってた。プールからヒラキ、ザンザン瀬と何処に投げてもアマゴが飛び出してきそうだ。解禁時に気になった底石のノロはキレイに無くなり、鮎のハミ跡で川底はマックロに見えた。健康な狩野川が帰ってきた、ってことなのか。
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魚絵師さんの背中に揺れるのは一昨年夏に作らせて貰った「魚絵師ゴマル」ネット。マジでハンドクラフトに取り組もうと腹を括れた、大切なメモリアルの1本だ。昨年同じ狙いで創った自家用ベンド・ネットと一緒に記念撮影してみた。

魚は・・・、まだ釣れない。

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あまりにも芳しくない。「あそこまで釣って場所替えよう。その石の向こうの流れの筋にいつも魚付いてるよ」魚絵師さんのアドバイスのままに5cm鮎ミノーを送り込んだ2流し目、「!!」正にそこから答えが返ってきた。ネット横内径26cmにチョイ足りないサイズだが、筋骨隆々の完璧魚体!朱点が見えない・・・、アレレ、こりゃヤマメかな?ほぼ1年ぶりのミノーでの釣果、うれし〜〜〜!!!

やっとのことで年を跨いで背負い続けた「ボウズ・オバケ」を、取り敢えずは降ろすことが出来た。出来たんだけど・・、次も釣れるって程簡単じゃないの知ってるから、寸暇を惜しんで川に通って修行に精を出さにゃならんのよね(なんちゃって・・・)。

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オマケ。
光が千々に乱れて判り難いけど、底石はハミ跡だらけでこんな風。既に10cmぐらいに育った鮎もい〜っぱい見えた。今年の狩野川、凄い事になるかも〜。
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by goo_ism | 2013-04-12 11:31 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(8)

…で、続けてもう片目

ようやっと片目が開いた週末、今度はカズさんにご一緒して山岳&里川に詣でた。山岳ってのはチト大袈裟だが、流域に全く人家がない支流と集落を縫って流れる典型的里川が車で15分圏内の、1粒で2度美味しいありがた〜い沢。もう20年近い付き合いなんだが、新東名の開通でこれまでの半分の所要時間で行けるようになっていた。文字通り<フィッシャーズ・ハイウェイ>だ。素晴らしい!

先ずは山岳渓流。
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まだ河畔の木々は葉を落としたまま。僅かにマンサクやキブシの黄色がアクセントだ。ここはほんの入口を覗いただけの、初体験の沢。数日前カズさんが良い釣りをしたという、同じ区間に2人で入る。最初の落ち込みに1投そして2投、水面が小さく割れた。5寸に足りない、まだサビを残したアマゴ。同じポイント、隣り筋の落ち口でも同型という好調な出足、(今日は釣れるぞ〜!)とほくそ笑んだよ。でも…。
そこから2人とも無反応&偶に出てもスカシ(強烈に速い&喰い浅い)で、段々空気が重くなる。終いにゃ、焦る!
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偶に現れるこんな堰堤が、数少ない目につく人工物。身を屈め、躙り寄るように真剣に釣っていくカズさん。シブイ、良い釣り姿だ!
カズさんに言われて始めて気付いた。「杉の植林が1本も無いんだよ」って。確かに見渡す限り枯れ枝色の広葉樹林、植林の濃い緑は無い。こんな山があったのか!こんなことに驚かされるのが日本の山の現状なんだな。釣りは捗々しくない、2人とも辛うじての無魚逃れ…、嗚呼。

で、マッタリ里川。
カズさんもそこそこサイズを獲って、午後早めの退渓。本流筋上流部(通称wakaコース)を目指した。途中コゴミの群落をチェックするも時期早尚、再来週ぐらいか。水温も低めの様子で毛鉤にジャレ付くのもチビのみ。早々に車に戻り次を相談した。帰路「騙されたと思って試して!」と、以前散々通い込んだ下流部にカズさんを案内した。人家の横から入渓、すぐ小型ながら反応が出た。それからもポツポツ、同型が毛鉤に絡んで来る。
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サビ色が残った15cm弱の年越し。午前の支流より明らかに魚体が太い。餌の差、水温の差なんだろう。幾つも掛けるが寄せて来る途中で何故かポロ、ポロ…、どうも合わせが届いてない。「ノミ」竹竿の使い勝手がまだ判ってないな。飽きない程度に釣れるけど、手許に来るのは3~4尾に1尾ぐらい。前のめりで釣ってく内に、もう薄暗くなっていた。カズさん、最後のプールで、ここでもそこそこサイズのライズを仕留めた。お見事!!まさかのイブニング・ライズ迄の釣り、楽しい1日だったよ。

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こんなモノがあちこちに落ちていた。鮮やかな緑色が枯れ葉色の河原で一際目立ってたんだが…、これなんなんだろ?
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by goo_ism | 2013-04-01 16:53 | フライフィッシング | Comments(12)