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本を読みたくて眼鏡を替えた

丁度1月ばかり前、携帯電話のストラップに引っ掛けて眼鏡を落としそうになった。咄嗟に脇に挟んで事無きを得たつもりが、そ〜っと取り出すと金属フレームが曲がった無惨な姿・・・。仕方なく新しいのを作ったのだが歳を考えない無謀な過矯正らしく、遠くは快適・手元クラクラ、PC画面や活字が読み辛〜くなっていた。過去の眼鏡を替えた経験から(いつかは慣れる筈)と我慢していたのだが、最近買った一冊の本が読めない、頭に入らない!

あまりに腹立たしく、レンズを交換してもらうことにした。

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フライの雑誌社刊「桜鱒の棲む川」。著者の水口憲哉さんは農学博士で先年「魔魚狩りーブラックバスはなぜ殺されるのか」を上梓された方。先述の事情でまだ読み始めたばかりだが、帯の文言、素敵だと思いませんか?

ダムをやめればサクラ咲く

この一文は、狩野川とサツキ鱒の関係をも喝破している。

「大いなる里川」と魚絵師さんが表現した、川の命と人の暮らしの密接な関係が狩野川にはある。私の身近な大井川や天竜川にもかつてはあった筈だと思うと、悔しくてならない。何とかならないのか・・・、どうすればいい・・・?

フライの雑誌社、季刊で出す「フライの雑誌」には殆ど商業広告がない。差し詰め釣り誌の「暮らしの手帖」。トンでもなく硬骨な姿勢に拍手を送りたいのだが、編集発行人氏、さぞ生き難かろうなぁ・・・。
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by goo_ism | 2010-05-27 19:03 | 諸々・・ | Comments(6)

イタズラ

ウッカリと内田・ディモン・魚絵師さんの囁きに乗った今年の春シーズン、頭の中を渦巻いたのは本流の水況そして鮎の遡上具合。昨年迄はオオクマやらヒゲナガやら、ひたすら虫のハッチとマッチ毛鉤の事だけが気掛かりだったというのに、我ながら可笑しい。爆笑だぜぃ!

で、頼みの狩野川本流のルアーシーズンが終わってフライに戻れるかと思ったら、さに非ず。まだ鮎が気になる。脂ビレのいない増水の川のゴンゴン瀬、ミノーの泳ぎを見てたら昔メッキを狙った沈むペンシルベイトの事を思い出した。

太く厚い流れに馴染ませて行く・・・サスペンド状態でヒクヒクして、ターン、トゥイッチ・・・! 行ける!!

ってんで、悪戯でトィッチャーを作ってみる。ン十年ぶりのルアー作りは・・・、全然思うようにできない!ムズカシ〜!!
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テストサンプルだし下手故キタナイのは我慢するとして、想定してる泳ぎをしてくれるかしらん?バルサ・ブランクではそこそこだったんだけど・・・。コーティングが固まったらフックを付けていつものプールでテストっす。

泳げよ〜、動けよ〜!!頼むよ〜!!
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by goo_ism | 2010-05-26 11:47 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(10)

困った事になったぞ〜・・・

初めてルアーロッドを握ったのは16歳(30ン年前)、当時も厚顔!の高校生。田舎町にルアー・タックルを売ってる釣具屋は数少なく、K持釣具という店が隣市にあると聞いても、何となく敷居が高く行きそびれた。自転車を漕いで釣具屋巡り、ダイワのULロッド&リールやアグリア、ハスルアーなどやっと買い集めた道具で狙ったのはアマゴ。バスや海もカジったが、渓流メインで16年釣った。三十路入口、清水の老舗釣りクラブでフライ・フィッシングに出逢い、以来20余年間渓流でルアーロッドを握る事はなかった。

今年の春先、以前からキャンプ諸々などでお付き合いを願っていた魚絵師さんのお誘いで、カル〜い気持ちでミノーイングに挑戦することになった。顛末は以前のエントリーだが、悩ましい事にこれで焼けボックイに火が点いてしまった。若い頃のようなジレジレとした青臭い思いで、道具を集め直したりメンテナンスをして再挑戦への思いを募らせる。やっと仕事の都合もついた先週末、魚絵師さんからのゴー・サイン。約束当日午前2時半に家を出ると半日ズレ込んで雨が降り出した。ニヤつく我が頬を止める術もなく、しの降る雨の中予定通り暗いうちに合流後は、あの瀬この淵と情報鮮度飛びっきり、一流ガイド付の大名釣りの1日の始まりだ。最初の合流点プール、50mほど上流に入った魚絵師さんの呼び声に振り向くと、遠目に分かる程竿を曲げて取り込みに入っていた。
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スワッ、水蹴立てて行くとぶら下げていたのは50センチはあろう、ニゴイ親分。苦笑いの魚絵師さん、ルアーフックをグチャグチャにされたとかで実にお気の毒だが、力の抜けた良い笑顔だった。夜明けすぐ、まだ鳥も飛ばない午前5時半の出来事。その後は前回ポイントでフラれ、対岸のやはり前回釣り上がった瀬を反対に攻め下ろうと転進、上流の護岸の梯子を下りた。翌日の鮎試し釣りの為に、岸辺の葦が綺麗に刈り倒されている。鮎と渓流魚、それぞれの遊漁者への対応の差に愕然とし、出るのは溜息ばかりだ。気がつけば狩野川と大見川本流でプラグを流せるのもあと1週間。来週の鮎漁解禁後はルアー・フライフィッシャーは上流部のわずかの区間に押し込まれる。県条例で渓流釣は9月一杯許されているにも関わらず、だ。どうにも理不尽だが現状では致し方なし。少しずつ真摯に事態解決を図るしかない。

それはそれとして、予定外の恩恵に与って岸辺を安穏に歩きポイントへ入る事ができた。上に大きな堰堤、ガンガンの瀬から開いた早瀬・更にザラ瀬、その中間点辺りからいつものようにダウンクロスでプラグを投げ入れて行った。2キャスト・1ステップダウン、反応がないままの10投目ぐらい。同様に投げ流れに馴染ませていった7cm鮎ミノーが、軽くトゥイッチを入れた直後流芯で止まった。(根ガカリ・・?)すっかりそう思い込んで軽くロッドをあおった瞬間、『ガシャン!』という破裂音がして水面に真っ白な花が咲き、プラグがすっ飛んで来た。間一髪で避ける。一体何が起きたのか、即座には理解出来なかった。残像の白い花に蒼緑が滲んでいたのを思い出した数瞬後、身体に震えが来た。我知らず喉から声が絞り出る。記憶をめくり、腕に残る感触に聴き、あの得体の知れないエネルギーの塊と繋がっていた時間を推測する。(2秒ぐらいか?)色んな魚、散々釣って来た中で経験した事のない濃い2秒間・・・。携帯電話で魚絵師さんに顛末を報告、声が震え取り乱してるのが自分で分かったが、どうしようもなかった。恥・・・。時刻は午前8時20分、完膚無きまでに叩きのめされて、先程迄感じてた空腹を忘れた。気がつくと背後で、葦を釣った鮎ミノーが揺れていた・・・。
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気を取り直した2投後に釣れた25〜6センチ。流れに乗って良い引きをしてくれたのだが、前が前だけに・・・。結局当日はもう1尾、パーが綺麗な8寸前後を釣って終了という貧果に終わった。

狩野川本流で、こんなに素晴らしい生命達とやり取り出来る期間が、あと1週間で終わるというのは返す返すも残念だ。川と魚から突き付けられた宿題を、1年間暖め続けなければならないのかと思うと、どうにも辛い、苦しい・・・。悪魔の囁き(?)に乗った報いは、思ったより重いものかも知れない。困った・・・。

蛇足・・・こんなんが足許に。こっちをジ〜ッと見てる風で、可愛い。脱皮直後??

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カニクンヨ シオミズ ノンダ サカナハ ミンナ アンナニ ツヨイノカイ?
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by goo_ism | 2010-05-12 15:06 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(16)

花咲かCさん

釣友の通称Cさんは何年か前の冬、天竜C&Rエリアでお互いの青ジャンパーが縁で知り合ったルアーマン。かつて一世を風靡したブランドのギアで身を固め、一目見て(ムムッ、デキル・・・)って感じの気鋭の若いアングラーだ。ブランドとジャンパーに何やら縁を感じたが、繋がる糸はそれだけじゃなかった。今よりもっと若い頃、きっと釣り大好きのガキンチョだったんだろうと思うのだが、彼に絶大な影響を与えた大人のアングラーは、何年か前迄私もお世話になっていた釣りクラブの先輩達だったとか。彼の語る懐かしい名前を最敬礼で背筋が伸びる思いで聞いた。語り口や外見のソフトな印象とは違って、実に男らしい釣りをする方だと、折々に送られてくる釣果メールで知った。

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福井のサクラ。
「今年はベイトで獲る!」と宣言して得意の戦略を封印して釣った1尾だとの事。
漢だねぇ〜。御苦労様・・・。

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遠州のサツキ。
昨日のメールに添付されてた画像の、物凄い体高で極悪面した1尾。
メチャクチャ、カッコイイ・・・。

各地で精力的に季節の魚(ハナ)を咲かせて歩く彼、さしづめ花咲かCさんと言ったところ。
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by goo_ism | 2010-05-01 16:41 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(6)