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ええ竿やった!

暫く前から誘って貰っていた八兵衞さんのホーム山岳に、漸く出撃が叶いました。10年程前までは何度か通った渓なのだが、「渓相抜群・魚影薄し」にいつしか足が遠のいていた場所。今回は八さんリサーチが効いたお勧めコースをやれるってことで、午後からの雨予報もものかわ、自分としては異例の朝6:30、ワクワクで出発です。今回は先日入手のLapisの筆おろしも兼ねてるんで、なんとか’ボ’は免れたいところでした。
八兵衞さんの車に同乗して塩の道を北上する行程は、「釣り師の希望的観測」に満ちた話題で盛り上がります。同行者のある釣りはやっぱ楽しい!釣果は2の次、これでもう気が済んだなんて強がりも出そうだったり・・・。目的の支流の脇道に入ると2人とも口数少なくなるのは御愛嬌です。残念な事にお勧めコース降り口には先行者の車がありました。仕方なく少し下流に入渓。かつてと変わらぬ、飛び切りきれいな流れがそこにありました。魚影は・・?やはりかつてと変わらず、どうにも切ない時間が過ぎて行きます。
大きな岩を何度も越して辿り着いた一際大きなプール。
先日の大雨で水色は少し薄青いものの、増水は大したことない。
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ここまではホントに小さいやつが毛鉤を構いに来ただけ。やっとまともなサイズの臭いを嗅いだ気分で、慎重にアプローチします。多分3投目、芯の流れが開いて緩くなる辺りで毛鉤が消える・・。右手に(ユックリ、ゆっくりだぞ!)と言い聞かせて軽く竿を立てると、小気味よい引きでSAGEを絞ってくれました。サイズは24センチ弱ながら、幅・体高・パーマーク&朱点の配列・・・、これがアマゴだ!と太鼓判を押したくなる完璧な魚体。
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伏し目がちな表情が印象的なベッピンさん、肌艶が目に沁みました。あまり目覚ましい釣果は望めないだろうと思い始めていたし、事実この後は1匹のイワナと何匹かの小型アマゴに遊んでもらっただけですが、この1匹で満ち足りた気分で沢を上がれました。
午後は川を変えます。竿も変えます。そしてJeepsterさん、PルSェにて登場!です。3人で、勝手知った小沢を交互に攻めながら「渋いねぇ〜、渋いよぉ〜」と釣り上がります。予報ピッタリの時刻に降り出した雨が徐々に強さを増し、カッパの裾から染み込む水の冷たさに辟易し始めた頃、やっとLapisを少しだけ曲げてくれる魚が出ました。
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18センチ程ですかね。Jeepsterさんが「あそこ、いつも出るんだ。強者が居るよ」と教えてくれた小さなポイントで、3流し目に追って出てくれました。投げて、流して、掛けて、獲る。Lapis、全部自然に事を成す、トンガってない良い竿でした。瀬戸のKさん、良い仕事したんですね。

八兵衞さん、Jeepsterさん、お世話になりました。これに懲りず又ご一緒させてくださいな。
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by goo_ism | 2008-05-26 17:09 | フライフィッシング | Comments(14)

竿を買いました

今年久々に引っ張りだして使ってみたら、存外に良い竿だと思い知らされたScottG804/3JS。ここ何年かはSAGEのLL一本やりだったのですが、少し遅くて鈍いこの竿に惚れ直すってことは、老化現象か???

例年春先は本流のライズ狙いなのですが、濁りに祟られた今年は沢に入る機会が多かった。故郷の川が期間限定で開いたことも影響しています。おしなべて小さい魚を釣る事が多くなる、すると、気になるのは竿のオーバーパワー。普段使う竿は#4ばかりです。両手を何度もグーパーして数える手持ち竿の中に、「柔らか・しなやか」というイメージのものが見当たらない・・・。ここは一本調達せねば。どうせなら4〜5本継ぎの軽いやつ、金が無いから出来るだけ安くてしかも見栄えがするモノ。それから、それから・・・。
無いんですねぇ、それが。オークションに出て来る’これは’というのは落とせない。国産のメーカーものはどうしてもアクションが気に入らない。(一体どんな人が開発してるんだろう?)大手T社に’これは’ってのがありましたが、外注(海外?)になってあの値段、ってのが気に食わない。むか〜しダイコーで出していたエクセターみたいなまともな竿は、値段を問わず今は無いんですね。長さや番手に多少の違いはあっても、仲間に振らせてもらって印象が分かっているSAGEのローンチかECHOのクラシック、このどちらかで決定のつもりでした。が・・・。

偶に行く近くのプロショップ(セージもエコも扱ってない)の奥〜の棚に、殆ど触る客もない状態で瀬戸の怪人K(風磊人)さんが創った、Lapis4本継ぎ#3を発見!同ブランドの2本継ぎ#4の素晴らしさは良〜〜く知ってます。値段は?「長い在庫だから」と、ローンチの半分のオファーです。よ〜〜〜し、買った!!(威張れないねぇ・・)
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              なんか、オークションの写真みてぇだなぁ・・。

手持ちの古いマリエットと組んでチープにいこうと思ったのに、今一。あれこれ合わせてみて何とか様になったのが写真の2台でした。竿は安かったけど、リールがこれじゃ切ないやねぇ。やっぱ、マリエットで我慢するか・・。

しかし、数年店晒しとはいえ、誰も使ってない≒新品竿を買ったなんて何年振りだろう・・・。バスで行く南アや林道歩きで入る渓に、これで行き易くなります。八兵衞さん、あの上の方、宜しくお願いします。
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by goo_ism | 2008-05-16 17:36 | フライフィッシング | Comments(11)

釣ってはみたものの・・・

我ながらハイペース、なんて言ってたのに気がつけば1月近く釣りに行ってない。例年通りです。GWはやはり仕事、気が滅入る・・・。

昨日朝、久しぶりによねさんから電話が入る。「源流に向かう途中、例の区間が澄んでるよ!」とのこと。連休の行楽客を当て込んでか、企業も休みで発電量を減らしたか、電力会社もましな時があるようです。何れにしてももう気も漫ろ、何とか仕事をやっつけて出掛ける算段を始めます。タックルは、毛針は、リーダーは・・・、PCに向かいながらも心は川の辺に飛んでいました。

仕事が一段落したのはもう午後4時過ぎ。狙った区間には間に合わない。仕方なく以前1度だけブラウニーで尺上を釣った場所を目指し、渋滞のバイパスを西に向かいました。現地着は5時過ぎ。太陽は山の端に近く、吹き上げの風が川面を嬲る。虫は飛んでません。上流の川原にバーベQの若者が2組、酔ってるのか奇声が聞こえて来ます。(ホントはあの前に入りたかった・・)仕方なく下流へ。少し早いけど、対岸のテトラ際にウェットフライを流し込みながら時合いを待ちます。

釣れない。当たりすら無い。100メートル程の瀬を釣りきり次のプール、さらに下流の流れ出し迄攻めて、生体反応無し。空は雲に覆われて早夕暮れの風情。最初のプールに戻りライズを待ちます。(もうここしか無い)流れに青白い濁りが入って来ました。1人黄昏れてたらやっとヒゲナガがちらほら飛び出し、ヘチで雑魚のライズ。これ以上待っても核心部でライズは出そうにない。流れ込み迄行って頭の浅瀬に立ち込みます。濁りと暗さで足元が頼りないけど、手前の流れをクリアできる所まで行って、小さな銀色の毛針を流芯手前の流れに馴染ませます。竿を掲げてドラッグを避けて1メートル、2メートル・・・。「ムッ」という感じの当たり。竿を送って行くとグングン、それからグ〜ン、外れようの無いストライク。流芯でのローリングは紛れもなく本命、しかも小さくはない。流れから引きずり出すと、存外素直に寄って来ます。暗い水面に白い花が咲いたように見えました。この冬削り直したネットには、凄い幅の本流アマゴが収まっていました。「よっしゃ、尺!」写真を撮ろうにも既に薄暗く、まともにシャッターが降りてくれません。「??」背中に傷。さしてローリングしたとも思えないけど・・。魚体を裏返して分かりました。親指の爪程の穴、鵜に襲われた傷でした。ピカピカの完璧な魚体に不気味な黒い穴を開けられながらも、生きる為に懸命に餌を追った魚を釣ってしまった・・・。冬の天竜で何匹か釣った事がありましたが、シーズン中のフィールドでは初めての経験です。ユラリユラリと川に返っていく魚に向かって、我知らず声援を送っていました。どうにも後味の悪い釣りです。
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こんな写真しか撮れないような時間帯まで釣りをするな、ってことも教えられた気がします。(でも、またやるんだよね)
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by goo_ism | 2008-05-04 16:45 | フライフィッシング | Comments(10)