カテゴリ:鱒釣り(・・・ルア〜)( 31 )

五分咲きぐらい

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ナンカ、やっとという感じで桜が咲いた。山間に暮らすと、顔をどっちに向けても白い花の塊が目に入る。爛漫の春、心浮き立つ季節ですね。

週の半ばのイイ雨は、花を散らす相当量の降りになった。国交省の河川情報のHPの水位テレメーターが使い物にならなくなって、川の状況が読み難くなったが、狩野川の「現在の」水位だけ確認、(イケルッショ!)とて夜明け前の新東名に載った。子パジェロに鞭を入れるも、エンジン音が煩くて90km/hが精々…。修善寺の橋迄は2時間の行程だった。川を覗き込むと、少し濁ってる。フライは厳しそうだがミノーには丁度良い加減の水色に、既にデカ鱒釣った気になってバタバタと支度したよ。川辺の葦に踏み込むと(!)凄い数のムシが飛び立つ。丁度一月前にここを釣った時とは水辺の生命感が段違い、今はマダラカゲロウ系が中心か、正に盛期を実感する。平水から15cmばかり高い薄濁りの荒瀬、本流差しの期待でワクワクしながらミノーを踊らせていくが…反応は無い。全然、絶えて全く、皆無にして絶無!小一時間で終点の通らずプール迄来てしまった。(ココが最後かぁ)一度深呼吸して、対岸の崖から落ちる小滝の周囲にバイラを踊らせて行く。『!!』
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少し沈めてシェイクしたミノーを抑え込む感触から、繋がった!糸の先の命はグリグリとローリングし、一度はプールの下流目指して走った。2〜3度遁走をいなし新作本流ネットに掬い取ったのは、尺には届かないがミッシリ詰まった鱗がキレイな狩野川の精。ローリングで付いた傷に胸が痛むが、やっと出てくれた嬉しい一匹だった。車迄戻ると「現地でお会いしましょう!」と約束していた魚絵師さんが丁度到着、一月ぶりの握手を交わして2人で下流のプールを目指した。
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対岸の桜並木がキレイだったよ。今にも竿が曲がりそうな予感にドキドキしてカメラのディスプレイを覗いていたが、ついぞ当たりがないまま時間が流れた。…転進。
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本流を上に向かい石が適度に連なるお気に入りの荒瀬に入る。頭のすぐ上に、鵜除けの糸とキラキラ(?)が縦横無尽に張り巡らされていた。先日魚絵師さんが入った際に丁度作業中だったとか。鵜に対してどれだけ効果があるのかは知らないが、釣り人の意欲を奪うという意味では抜群の仕掛けだね。結局ここは水位が高過ぎてアマゴが居着けなかった様で、無反応のまま撤収。再転進だ。
朝は濁りがキツめだった支流が澄んできていた。これ幸い、早速中流部の瀬に向かう。そこはとても美しい流れになっており、土手では重そうに花を抱いた桜が盛りを告げていた。堰堤の下の流れ出しに立ち込んで、目の前の流れにバイラを投げ入れる。
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狩野川アベレージ、一投目で出てくれた一匹。朝から暫くぶりの生態反応で嬉しかったな。堰堤を越して瀬を細かく区切ってミノーを通して行くと、「あそこは竿抜けでいつも居るよ」と魚絵師さんが教えてくれた深瀬から、結構なサイズが追って出て、掛かって、バレた!「ギラン!」と返った影は25cm程か、イイ魚だった。フックを確認すると僅かに甘かった、残念・反省〜。

今年初めて明け方から川を歩いた我が老体は、昼過ぎには腰が悲鳴を上げ、程なくアクビが止まらなくなった。ガソリン切れ~!本流の土手に寝転んで暫し昼寝、目覚めると午後二時だった。もう充分、気持ち良く帰路につけたよ。
この日の釣り、毛鉤だったらもっと満足感が高くて八分咲きぐらいだろうなぁ。ミノーだと…感覚的に五分咲きってところか。野良仕事佳境の前に、もう一度行きたいな。行けるかなぁ?微妙〜。
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by goo_ism | 2016-04-11 09:29 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(8)

解禁してきた

渓流解禁2日目、初出釣はカズさんと大井川水系になった。いろんな思惑が行ったり来たりした挙げ句に、当日の最低気温氷点下10℃の南ア懐を彷徨い歩いたよ。日中の寒さは大したことなかったが、魚の動きは最悪で、カズさんがライズを仕留めた9寸上、拙は上がり際支流での辻褄合わせの4寸が釣果の全て…。
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小さいけど、「ヌメっとした肌がキレイな1匹」、なんて悔し紛れに呟いてみる…。

週が改まった火曜日、初夏並の陽気になる予想の伊豆にルアーロッド抱えて出掛けてみた。好釣だった昨シーズンは多分にフロックだと思ってるんで、今年の狩野川が如何ばかりかは、気になって仕方なかったんだよね。魚絵師さんと合流して本流域を下から上に、ゆっくり探釣してみた。
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5cmミノーに絡んで来たのは大方このサイズのアマゴ。最近放されたと思しき、チョッと肌の粗い魚が多かった。画像のような年越しのミッシリ締まった美形は1/3程か。オオクマやガガンボ、小さいカゲロウはポツポツ出ていたから、大見ではライズゲームが出来たかも知れない。次回は新しい『古いSAGE』持って、支流域に潜り込んでみよう!
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by goo_ism | 2016-03-09 15:31 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(10)

心の栄養にして、命の洗濯

3年前の梅雨前、奇しくも訪れた南会津。魚は大して(たった2尾…)釣れなかったのだが、人と自然の優しさ・奥深さに魅せられ、すっかり心酔してしまった。以来年に一度の会津詣でが、とっても大切なルーティン・ワークになった。御同行願うのはこちらもいつもの戦友、伊東の魚絵師・内田進さん。釣りの中身は格段に違うけど同じ頃にルアーに手を染めた仲で、旅の間中伺う話はどれも示唆やウィットに富んでおり、授業料払ってでも聞いておいた方が良いと思えるようなモノばかり。会津の人と自然に加えての数々の人生訓、なんたるゼイタク旅だろう!
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今年の宿は予想もしてなかった高級ホテルの最上階の部屋。前夜の夕餉も朝食も釣り旅では決して望めない贅沢さで、ついアルコールも進んでしまった。朝風呂の後、ふと対岸を見下ろす。朝日が川面に下りて来ると岩を噛む流れが輝き出し、吸い込まれそうな気になる。隣室の御夫人達が興奮気味に語った「対岸のガケを親子連の熊が登って行ったのよ!」も、宜なるかなの景色だ。

(ヲイッ!釣り旅だぞ!しっかりしろよな。)
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退渓点に車を置いて上流に向かい歩く。ダム管理道の脇に、早速熊の気配を見つけた。落ち葉を踏み付けた跡が等間隔に続く。土は乾いてないから昨夜か今朝か?思わず左右の薮に目を走らせていた。ちょっとだけ怖い思いをしながらガレた岩場を下って行く。前回も前々回も水量が多くて諦めた垂涎の区間だが、思いの外反応は薄い。我々の前へ前へと、二羽の川鵜飛び立つ。ここでも同じギャングの被害が現れていたのか?細いヤマメを釣った後は絶好の深瀬やプールを暫くノー感で下る。失望の核心を過ぎて、やや速い腰丈程の深瀬を通したSさんのプロト・ミノーのシェイク&ポーズに、やっと重いアタックがあった。
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6fのキャニオニックを引き絞って潜り、跳ね、縦横無尽の3Dファイトで魅せてくれたのは、完全無欠の尺2寸。「レインボー!」と呼びたい魚体の嬉しい一尾だった。目が吸い寄せられる美しい肌艶、これはこれでイイもんだ!何尾も掛け、何尾もバラシ、トッテモ楽しい時間を貰ったよ。
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川岸の淀みに凄い数の紋カゲロウ・スピナーが張り付いていた。前日の夕方、10階の窓の外をヒゲナガが飛び回っていたが、川辺ではコイツ等のスピナー・フォールも凄かったんだろう。フト、フライフィッシャーの自分を意識していたね。(まぁ、モンカゲのスピナーでは釣ったこと無いんだけど…)
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区間を変えて、やっと本命の透き通るようなヤマメが来てくれた。サイズは27〜8cmと言ったところ。何枚も撮ったのに、ピンボケやブレブレ、挙げ句はド・アンダー写真ばかり…よくよく相性が悪いのだろう、N社のコンデジ(涙)。でも輝く肌艶はしっかり記憶の画像に焼き付けてきましたよ。
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最終日の午前中、少しだけ和みの釣りをとて、なだらかで清々しい開けた区間を攻めることになった。足許迄ミノーを追ってドキドキさせてくれたのは、放流間もないとはいえミッシリと締まった筋肉を持つ尺超えヤマメ達。筋肉質の竿をバット迄絞り(絶対にネイティブ!)と思わせてくれた尺一寸には、一人喝采だった。煙るような新緑を背景にした魚絵師さんの笑顔が、この釣り旅の中身を物語ってる気がしたよ。

最上の釣り旅でした。会津の自然に感謝!!
魚絵師さん、会津の青山さん御夫妻、K高さん、Sリーモ・Sさん。全ての皆さんに感謝申し上げます。
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by goo_ism | 2015-05-30 11:36 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(10)

再度、伊豆!

菜種梅雨が続いてるが、中休みのようにポッカリと空いた週明け、カズさんと伊豆詣でに出掛けた。先月雪代流れる山岳イワナ釣りで胸を打ったカズさんの復帰戦とて、支流域のF.F.に絞った準備をしてたが、魚絵師さんとの電話で少しだけ心変わり、バゲッジにミノーボックス1個と、6fロッドを忍ばせたよ。(軟弱モンですけん・・)
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温泉街の外れ、支流の上の方で散り掛けの桜の出迎えを受けた。『桜吹雪の下で毛鉤を振りたい』っていう毎年の願いが、今年も叶った。胸いっぱいに吸い込む空気の、なんと芳しいこと!また1年生き延びることが出来た。釣りはカワムツの猛攻にゲンナリ。逃げ出して上を目指す。1キロ程走り橋の袂から下りて幾許も無く、携帯が鳴った。
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手許のデカネットを受け取りに魚絵師さんが駆け付けてくれた。先年関わったサツキ鱒ロッドとペアを組むネットだ。ポカポカ陽気が更に弛むような満開の笑顔のお二人を見てて、とっても幸せな気分になれた。魚は小振りのアマゴがポツポツ。多くを望めそうにないので、少し広めの支流域に転進する。駅でいつもの蕎麦を手繰った後は、魚絵師さんも竿を出すと言う。迷った末、6fルアーロッドを繋いだ。カズさんはウェット仕掛けで釣り下るので、ルアー組2人はズッと離れた下流に入る。
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川に下りてすぐ、開きをクロスに通したミノーに「グン!」と乗ったのは、回復途上の放流モノと思しき1尾。今シーズンはこのサイズが結構釣れて来る。もう一段のサイズとコンディションを望みたいけど、この子がピカピカになる頃にはこのポイントでミノーを引けないんだよね。残念・・・。気温はグングン上がる。暖かいを通り越してシャツの汗が絞れそうだ。カズさんの後追いの長瀬の頭で、今日一にラインを引き出された挙げ句バラシ、凹みつつ橋の上で待つお二人と合流した。
ここで魚絵師さんと別れて一気に移動するも、釣果は尻すぼみの一途だ。チョッと黄昏れて車に戻ってカズさんを待つ。戻って来たカズさんと「これからどうしましょ?」と相談するも、互いにテンション落ちで埒が開かない。何となくヴェストを放り込んだCX-5のリアハッチが、自重で下りてしまった。キーはカズさんのヴェストのポケット!なんと、閉め出し喰らっちゃったよ!!2人してパニクったのは言う迄も無し、JAF呼んで1時間半待ちを覚悟したが、しつこくあれこれ試して半締まりのハッチを押し込んだら「カチッ」て感じでロックが解除された。もう、欣喜雀躍!遅くなるの覚悟だったから、この際大場所でイブニングやろうと衆議(?)一決。デカデカ・プールと流れ込む瀬に別れた。下のプールに向けて歩き出すと、先に下りたカズさんが上流を指差して何やら叫んでいた。「???」で見ると…。
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巾5〜60mはあろう黄昏の本流の瀬を、3匹の鹿の親子が渡って行く!背景の満開の桜と水の渦、鹿の上げる水飛沫が心に沁みる。カメラで数カット押さえた後は、言葉も無く見入ってしまった。『大いなる里川』狩野川、やっぱ素晴らしい!!
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魚絵師さんのブログで上がっていた、iPhoneのケースを見せて貰ったよ。これらは淡水魚版、海モノもあった。独特のタッチで細密に仕上がった現物は生命感たっぷり。ガラ携ユーザーだけど、アマゴの視線に射抜かれそうだった。悩ましい…。
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by goo_ism | 2015-04-07 21:17 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(6)

春や春、伊豆の春~

春一番の釣り、殊にルアーのそれは伊豆・狩野川の本流からのスタート。数年前にミノーでの釣りに目覚めてからは口開けのルーティンワークだ。今年もミノーイング魔界に引きずり込んでくれた伊東の魚絵師、デーモン内田さんと落ち合っての釣行だ。
釣友と2人、藤枝から新東名を軽トラでひた走り(怖かった!)道中のアクシデントも何とかやり過ごし、約束の10:00過ぎに狩野川の土手に立った。相前後して現地着の魚絵師さんとは、大室キャンプ以来の再会だ。固い握手で互いの解禁を寿ぐ。

さあ、釣りだ!
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相変わらず果敢に立ち込んで攻める釣りの魚絵師さん。オーラが滲むようだが、水中からの返答は3人ともに芳しくない。大場所を見切って本流を遡ってみた。3カ所目の転進で、やっと答えが出たよ。
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アワビ貼りの重く小さなミノーが流芯を横切り、フッとテンションが変わるタイミングで次々と喰って来る。サイズは全て22〜3cm、大きくはないが年越しのパツパツ健康体だった。
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こんな子も…。お前じゃないよと軽口も出る。いい気分!
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足許の突き出し岩にしがみついていた春の使者、♂のオオクママダラカゲロウ。小型のカゲロウやトビケラは終日、午後からはエルモンもポツポツ出たが、目ぼしいライズを目にする事は今年も出来なかった。全体的に魚が薄い印象は変わらないな。今年も寂しいのかぁ?
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仕事柄なかなかタイミングが合わず、えらく久しぶりで一緒に川に立った地元の釣友。何年ぶりかの渓流ミノーイングを楽しんでくれたろうか?西日に輝く枯れ葦野の向こうの巨体は笑ってるように見えたよ。お疲れでした、んで、ありがとう!
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by goo_ism | 2015-03-19 20:26 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(10)

今年も会津へ

去年ヒョンなことから2回訪れた会津の大河に、今年も行ってきた。旅も達人の魚絵師さんの道連れの釣り旅だ。歳を考えないハードスケジュールだった去年の反省から、今回は2泊3日(実質足掛け5日!だが…)のユル旅。魚も人も、楽しく釣れたし、いろんな所に首突っ込んで歳甲斐も無くハシャいだ、開放された時間だったな。

土曜日夕方早めに蕎麦を手繰って家内の赤いミラで伊東に向けて出発。3時間ばかりで魚絵師さん宅に着いた。ここからは内田号・Xトレイル(赤いチャンチャンコ号)での旅行きだ。昔話や武勇伝、果ては相当ハードな下ネタ迄、お互い話題にゃ事欠かない。無駄に馬齢を重ねちゃいねぇぜ、ってチョイと胸張りたくなったね。カーナビの言うこと聞いてる内に、予定通りの現地着。コンビニPの隅で仮眠して夜明けを待つも、やはり今年も空が白々する頃が我慢の限界だった。いつもお世話になるAさんの店に向かう。1年振りの再会、迎えてくれる御夫妻の変わらぬ笑顔がなんとも嬉しかった!あれこれ無沙汰を繋ぐ内に、現地の若い腕っこきルアーマンも到着し、早速河原に降りる。朝一はオイラだけ『ボ!』泣きが入った。転進〜!
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深緑に浸透していく。荒瀬に立ち込む魚絵師さんの背中が笑ってるように見えませんか?水位高め&腐藻で足許が怖い、でも、何時デカ鱒が躍り出るかワクワクする時間が続く。
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思惑とはチョッと違ったけど、筋肉質で完璧な鰭と肌艶の虹鱒をDynovaが連れてきてくれた。ドラグを引き出し宙を舞った背後に、小さな虹が見える気がしたよ。
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バンクを下りた川辺で、現地であれこれとお世話になった方々と、一息入れる魚絵師さんをスナップ。この山、この川、そして人の温かさ!!ここには普段忘れてる全てがある、そんな気がした。
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移動の途中で何とも気になる建物を見掛けた。どう見ても民家?ン?店舗?…、エ〜イ行っちゃえ!と、Uターンして道端に車を停めた。魚絵師さんの楽しそうなこと!!釣り旅の楽しさ此処に極まれり、みたいな…。(結局、これは古道具屋さんだったようだけど??です)
あれも楽し、これも楽し。ヤマメも虹鱒も程々に7fのBraid Wizardを絞ってくれた。次々と鱒を引き出すDynovaが腕に融けて行く(ヘボ故、半分はバラす…(涙)。気持のタンクはほぼ満タンなんだけど、ナンカ、寂しい…。願わくば尺上ヤマメかヨンマル上の虹鱒、それが釣りたくて延々500キロを跳んで来たんだよね。(今年も両方幻かぁ・・)最後の一流し、半ば諦めて入った礫で埋まりかけた何気ないプールで、半分の夢はやって来てくれた。
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写真が映し出す画像って、何故こんなに色褪せるんだろう?自分の腕を棚に上げていつもそう思うんだけど、土壇場で飛び出したのはこれまでとはボリュームも迫力も段違いの、分厚い雄のヤマメだった。キッチリ測った訳じゃないから軽々に言いたくないんだが、ネット内径からは『何とか、尺チョイ?』と出た。だから、俺的尺弱ヤマメ。これで良い。輪は閉じた、満タン!!

あと何回、こんな充電が出来るんだろうか?脚が動く間、釣竿を握れる限りは必ず訪れたい山河があるって、何と幸せなんだ!来年も、絶対に行くぞ〜!!!
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by goo_ism | 2014-06-19 10:05 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(16)

会津ネットを持って…

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オーバル型のデカ鱒ネット、斯くの如しです。恥ずかしながら、今一つスッキリしないのね。フレーム強度を気にし過ぎ、最近作2本はチト、ゴツイんだけど・・、しゃあない!これ提げてみちのく遠征だ。夜っぴて走って、夜明けには川に浸ってる予定也。

良い鱒、釣りたいなぁ〜!  でもって、山親爺に呉々も注意!!だな。
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by goo_ism | 2014-06-14 14:54 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(6)

ルアーも口開け〜

恒例の狩野川ミノーイングに出掛けてみた。魚絵師・内田さんのリアルタイム情報では、「雪代混じりの薄濁りで水位は高い。正直な所まだ早いよ!」ってことだったんだが、冬の間仕込んだあれこれは、発酵してもう限界。見切り発車で「エ〜イ!」だったんだ。

大見川の畔で魚絵師さんと落ち合ったのは、餌釣りさんなら川上がりの時刻だった。これ、いつものペースね。昨秋以来の握手で今シーズンもスタートした。午前中は本流筋を叩いて廻る。いくつかの河川改修の跡や真っ盛りの道路工事なんかで、チト景観が変わってたり、ポイントが潰れてたり…。まあ、恒例の景色だ。少し高水で気持〜ち青白い流れが岩を噛む深瀬を、前後に並んで下って行く。と…視界の端っこ、魚絵師さんの太腿辺りの水面にポツリと、見慣れたアレが現れた。
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指に取るとジワジワと掌から指、その裏へと廻って行く。♀のオオクママダラカゲロウのダン。時刻は午前10:00過ぎ、毛鉤支度を敢えてして来なかったのを僅かに後悔したよ。

……それにしても反応がない。転進転進を繰り返すも水中からは何も返って来ない。昼に近い刻限になってやっと内田さんの竿が曲がった。
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慎重に取り込んだのは8寸ちょっとのキレイな狩野川アマゴ、肌色も各鰭もピンピンのベッピンさんだった。羨ましいけど、自分の釣りをするのみ。やはり瀬を叩きたい!
車に戻って農の駅で買った旨い弁当を掻き込んで、支流筋に入った。最初は大好きな荒瀬のポイント。3年前始めて狩野川でミノーを引いた時、何尾かのアマゴを引っ張り出した想い出の場所だ。クロスにフルキャスト、シェイクしながら沈むミノーを踊らせつつ流れに馴染ませて行く。で、やっと、ビンゴ!
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キレイな狩野川アマゴ。3年前のデジャブのようだった。ちっちゃいけど、狙った場所で思うように釣れたことが嬉しい。やっと余裕が出てきたよ。でも、そろそろタイムアップ。残念!!
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時間の都合でいつもの温泉も今回はパス。川を上がって朝の落ち合い場所に戻って釣支度を解いた。釣果はプアーだったけど、魚絵師さんの笑顔がこの日の成果を語っていた。魚を捕ることに拘泥しなくなって久しいオヤジ2人の、愉しい楽しい川遊びの1日だったよ。

追伸
朝のオオクマのハッチは続かなかったようで、ライズが水面を乱すシーンにはお目に掛かれなかった。唯一20mもっとの本流の対岸で、ヒゲナガらしきハッチに水飛沫が上がるのを見た。今日は冷たい雨、オオクマに誘われたライズが…ボコボコ…(夢想)嗚呼。
また行っちゃうなぁ、こりゃあ。
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by goo_ism | 2014-03-20 21:12 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(14)

前倒しの夏休み・みちのくのつづき…

下流に見える更なる激流ポイント迄、背を超える草を分け岩壁ヘズって辿り着いた。ムッシュは降りた場所に座り込んでるのが見える。申し訳ないがここは2人でシェアさせて貰った。魚絵師さんが上の岩、拙はそこを降りた凹みの巻き返しに陣取る。CDミノーを流芯向こうにドリフトさせるも、手前の流れに喰われて思うようには泳がない。(重いスプーンがあればなぁ…)と思い初めた頃、上から「ヒット!」の声が聞こえた。
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『さつき鱒』を気持ち良さそうに曲げて、下流で喰った鱒をいなしつつ激流を跨いで寄せて来る。(上手いな〜)と見とれる間もなく、目の前に銀の延べ棒が浮き上がる。goo~・ベンド36ネットに収まったのは、全てが尖ったもの凄くカッコいい♂ヤマメ!会津の山野の分泌物だ!!この鱒を重めのスプーンのドリフトで獲っていた。うお〜っ、カッコいいぞ〜!!下流はほぼ行き止まり、諦めて崖を上がった。転進。

ホテルの朝飯迄は時間がある。もう一カ所、前回魚絵師さんがデカデカ・ヤマメを掛けバラシた瀬を叩く事になった。草付きを降りて行く。上からも下からも猛烈な獣の気配を感じて、腰の山菜鈴を振り鳴らし笛を吹きっ放しで河原に立った。再び花火と爆竹の儀式。(こんなんでホントに大丈夫なんだろか?)頭に浮かぶけど釣りたい気持が勝って、ビクビクしながら前回より水の少ない大場所を釣り上る。魚絵師さんに1尾出るもバラシたとのこと。予定の場所で頃合い良く戻りの時刻だ。首筋がス〜ス〜するのを我慢して岩場をヘズってたら、下手で「キャン!」て声が聞こえたよ。お二人は気付かなかったようで、愉しそうに話し込んでる。多分対岸だが君子危うきにナントやら、速攻で下り以上に賑やかに草付きを上った。安堵!!帰りの車中、Aさんから「あなた達の対岸に熊が出たって新聞に出てるよ〜。すぐに上がれぇ〜!!」って連絡が入った。シャツを濡らしたのは汗と冷や汗、どっちだ?朝飯喰って一休み、Aさんに挨拶に伺う。ムッシュは昨日の鰭ピン・ヨンマルで満足のようで「寝てる」と言う。今遠征掉尾を飾る鱒を求めて、魚絵師さんは上、拙は下へ川を割って入った。
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こんな瀬が100m程続く区間に浸透する。一ヶ月前にも良い型のニジが出たポイント故、自然と前のめりになるよ。水が減ってるからウェイディングは少しは楽だが、ヘタすりゃ次のプール迄一直線に流されかねない、ヤバい流れだ。水位の影響で、鱒の着き場は少し変わっていたけど、居場所が掴めてからは次々を激流を割って鱒が躍り出た。
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こんなニジ。5ツ掛けて獲れたのはこの1尾だけで、尺を超えただろう残りの鱒は激流に消えて行った。結果は惨敗だったが、読んで出して喰わせた満足感で最高に幸せ。「ウオ~ッ!」「ちくしょ~!」「ヘタクソ~!」なんて、大声が喉を吐いて出る。完全に開放された一人の時間だったよ。
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今回の相棒は過年手掛けた『さつき鱒』竿と淡水では使い初めのPEラインのセット。いろんな思いが詰まったタックルだが、会津の野生がそんなモン吹き飛ばして、しみじみと良い竿だなぁ〜と思えたよ。これから永く、手足としてコキ使わせてもらいますよ、S会長さま!

命の洗濯の、一足早い、濃〜い夏休みだったな。でも濃過ぎたかなぁ?社会復帰出来ねぇよ〜…!!

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PS:件の熊の新聞記事。3件もあったんだね。冷や汗3斗、少しはダイエット出来たかな?
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by goo_ism | 2013-06-27 11:33 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(8)

前倒しの夏休み・みちのく行

5月末の頃、成り行き任せで初めて訪れたみちのくの大河はあまりに豊かだった。(もう一度行けたら、あんな事こんな事、みんな試したい!)岩を噛む流れが何度も脳裏に浮かんだ。悶々と一ヶ月…。カレンダーの日付が同じ日曜日、前回の弾丸出釣の3人で夜の都心を抜けて、北に向かう高速道路に乗った。ムッシュのハンドル捌きで赤いチャンチャンコ号は粛々と進み、夜明け遥か前に現地のコンビニ駐車場に滑り込む。ハイテンションの往路だったが、3人のオヤジに6時間余の道中は少しばかりキツく、すぐ仮眠の淵に墜ちたよ。zzz〜…。

白々と明け始めた頃合いでもう我慢出来なくなった!とにかくお世話になる現地のAさんのお店まで行って、待たせてもらう事にした。エンジンやタイアの音を立てないように、車内の我々まで息を潜めて駐車場に滑り込む。キーを捻ると一気に静寂がやって来た。「着いたね」なんてヒソヒソ声で顔見合わせたその時、カーテンを引いた窓が明るくなった。アチャ〜、起しちまったよ!申し訳無し〜。挨拶を交わし非礼を詫び貢ぎ物(?)を渡し、一刻も早く川に浸かりたい症候群の3人はイソイソと釣りの正装に着替えるのだった…。

Aさんご推薦の下流の堰堤のポイントに着いた。まだ対岸の山にも日が当たらず、流れがハッキリしない程に減水したプールは水銀を流したようだった。上空に張り巡らされた鵜避けの糸を避けて慎重に振り込む。一投目、軽くシェイクしたミノーに「カン!」て当たった。銜えてない。2投、3投…偶に出るライズにダメ元で送り込むも以降一切反応は無い。渇水で水が死んでいる。あまりに浅いが瀬に賭けてみようと、一人下流に向かった。4段目ぐらいで軽いバイトがあったが、フッキングは叶わなかったよ。朝一は失敗、嗚呼…。転進。

前回もそれから魚絵師さん単独出釣の際もそれなりの好反応を得た放水ポイントでの第一投、細かいピッチを刻んで寄せてきたミノーにいきなりアタックがあった。手前のブロックの際3〜4m、凄く変な場所。続くリトリーブで、喰った!距離は竿1本半、ホンの目と鼻の先だ。(待ち伏せかよ!?ブラウンみたいだなぁ)と思いながらローリングをいなしていると、ポンと外れた。朝から4回の当たりを全てフイにした末、昼前には1度退渓して作戦会議(?)、7本のスーパードライを並べて30数時間ぶりの睡眠を貪ったよ。マジメに釣ったムッシュには40cmのピンシャン・ニジ、魚絵師さんにも小柄だがきれいなニジが出た。罰当たりなオヤジのその後は、極めて不毛な時間だけが流れる1日になってしまった。汗だく、フラフラで宿に向かう。目指すは琥珀の液体!川を見下ろす崖上に建ったホテルは、素朴だが気持の良い時間を過ごせる場所だった。気持ち良くなり過ぎたのか、ホテルを閉め出された御仁も居たとか居なかったとか…。当日客は我々1組だけだったようだ。

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翌朝も4:00過ぎ始動、上流を目指した。各々のヴェストに付けた熊鈴の3重奏も賑やかに、護岸壁を慎重に踏んで河原に居りる。最初にするのはロケット花火&爆竹の儀式だ。子供に帰ったような魚絵師さん、笑顔がとっても良かったよ。トロッとしたプールや、ゴンゴンガンガンの瀬を叩いていくこと暫し。フルキャストした6cmミノーを抑え込んだのはこんな1尾だった。
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写真にすると何故あの生命感が無くなっちゃうんだろう、とんでもなく綺麗なニジマスだったんだよ。サイズはネット縦内径と同じ、尺2寸のワイルドなヤツ。パッツンパッツンの筋肉の固まりが、跳び上がり転げ回り潜り込み、さつき鱒ロッドに命を吹き込んでくれたよ。前日からの悪い流れが吹き飛んだみたいで、チョ〜・気持ち良い!

画像を見て気付いた。水面を切り取ったシェイプは、D・コ○タクトそのものだ。あの名ルアーのアイディアのルーツは案外こんな所かも知れないな。
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by goo_ism | 2013-06-26 21:05 | 鱒釣り(・・・ルア〜) | Comments(4)