カテゴリ:フライフィッシング( 132 )

前半戦、終了~

早いもんで、解禁からもう2ヶ月。ワサビの野良仕事で自主禁漁になるから、個人的には前半戦終了~、って感じであります。
町内の野暮用で初出釣が3月ドン詰まり・・こんなに遅くなったのも記憶に無い。最初は恒例の狩野川ミノーイングで幕開けだった。で、「本流ミノー」と言ったらこの方


e0143892_20375686.jpg
伊東の魚絵師・内田進さんと半年ぶりの再会、春の狩野川を一日一緒に楽しんだ。あるプールでの内田さんの釣果、goo~ネットで受けたのはデカイ教頭先生(ニゴイ)。苦笑いが絵になるねぇ。おいらもここでデカgoo~(ウグイ)にやられたよ(涙)。
e0143892_20585319.jpg
1日あちこち叩いて、やっと1匹バイラに出てくれた。まずまずコンディションの成魚放流アマゴ、25cm程か。これっきり、ほかナッシングだったけど、締めの希望園の湯は相変わらず優しく老体を解してくれた。魚絵師・内田さん、ありがとうございました!

次はちょうど1週間後、カズさん・Kanzoさんとご一緒して再度の狩野川。今度は毛鉤の口開けだ。時は春四月、頭の中はライズの嵐!水輪を求めて支流を覗いていくとCS・TVの釣番組ロケ隊に偶然出会った。コーディネートのM村さんに久しぶりに挨拶でき、某伊勢さんにもお目にかかれて得した気分で上流に転身したよ。
e0143892_20593837.jpg
20年ばかり前、ライズ狙いに嵌ってた頃ホームにしてた区間だ。遠くの山は「なごり雪」で真っ白、前回ミノーで入った際は虫で溢れていたのに、今日の水辺は静まり返っている。ハッチの谷間かな?中央の石の辺りでブラインドでやっと1匹毛鉤を追ったが、ノーヒットでスゴスゴと撤退、山を越えた。
e0143892_20595864.jpg
本流域の上の方、有名な滝の辺りで再度河原に降りる。ひとつ外してふたつスカし、その1匹がイイ型だったのに悔しい大声出す。楽しいナァ~!ワサビ畑に沿った素敵な景色の中を、先になり後になりして釣り上った。
e0143892_21001461.jpg
やっと「ピチャン!」と黄色い毛鉤にジャレついて、大好きな古いSAGEの穂先を少しだけ曲げてくれたのはまだ少しサビ色の、まん丸パーが如何にも伊豆のアマゴといった1匹だった。ランディングまで息止めてたから、ネットに受けた後肩で息してた(恥)。厳しい釣りだったけど、この子に癒やしてもらったよ。

次はまたカズさんと、お山のイワナを求めて北へ走った。でもねぇ、直前の大雨と雪代で入る区間はホンの少し、ふたりともやっと1匹づつで涙を飲んで帰路についた。おみやげに一握りいただいてきたコゴミが慰めだったな。

3日後、今度はよねさんと同じ支流に再挑戦。水は収まってない中、上へ上へと探りの釣りだった。
e0143892_21020434.jpg
型はそこそこだけど、キレイな野生がお付き合いしてくれたよ。ポツリポツリと冷たい水から現れる妖精、そんな風情だったな。激!嬉しい!!

次週はまたまたカズさんにお付き合い願って、釣友・八兵衛さんのホームにお邪魔した。車止めから45分の林道歩き、最初の人工物の堰堤から川に降りる。以前は目立った人工物がなかったが、大水の決壊補修跡と今だ続く林道修理の工事で少し寂しい流れになっていた。それでも近在では抜きん出て美しい、「神の沢」の真髄は不変だった。んで、釣果は・・
e0143892_21011218.jpg
この沢のスタンダードなアマゴ、鍵盤アマゴと八兵衛さんが呼ぶ流れたパーマークが印象的な1匹だ。
e0143892_21014036.jpg
「エッ!?」と目を疑うこんな模様のアマゴも釣れた。3週前、伊豆でやっと釣ったアマゴも斯くやというまん丸の数少ないパーマークの1匹。同じ国籍の人間だって百人百様なんだから当たり前かも知れんけど、目に焼き付く魚体だったな。

さぁて、そろそろ年貢を納めて野良仕事!後半戦を楽しみにワサビと格闘してきま~す。



[PR]
by goo_ism | 2017-05-02 12:17 | フライフィッシング | Comments(8)

冬の入口~

近在の朝比奈川で、もう何年もまともにオイカワを釣ったことがなかった。渓流が閉じた後、寒さがキツくなる迄の期間限定の釣り。手慰みとは言えない大事なルーティンだったんだけど、最近は野良仕事に紛れていい時期を逃していたのかも知れない。忙中閑の午後、キャスティングの錆落としを兼ねて#2ロッドを持ち出してみたよ。

夏以来の毛鉤釣り、少しだけワクワクしながらミッジ・フライを8Xのハリスに結んで浅瀬に落としてみた。毛鉤が水面に着くと同時に「!」の水輪が出来たが…ダメ、ノラない。極チビ君達がピチャピチャとジャレ付いて毛鉤を沈めに掛かる。一流し10アタック?嬉しくって思わず「オイ、オイッ!」と声が出る。5センチ程のデキを数匹釣って、やっと少し竿先を曲げるサイズが来てくれた。
e0143892_1974745.jpg
地味な冬の装いの一尾。婚姻色も素敵だけど、やっぱりこっちがイイ。デキ・サイズは際限なくアタックしてくるが、始めのうちは毛鉤に掛けられるのは精々半分。アップクロスからクロスで、ラインスラックを調節しながら肘を軽く引いてアワセる。2〜3尾うしろの水溜まりに空中遊泳させたけど、慣れてからはまずまず良いテンポで楽しめたよ。
e0143892_19231793.jpg
夢中で釣っていたんだな、気が付くと自分の影が水面に延びていた。#2のベナベナグラスじゃ絶対届かない距離で、派手なライズが起きるが、ソ〜ッと躙り寄って行くと沈黙…また届かないとこで跳ねやがる!ウ〜〜ン、楽しいなんてもんじゃない!!深場へ落ちてく迄もう暫くは楽しませて貰えそうだ。釣りは、やっぱ心の栄養だな。
[PR]
by goo_ism | 2016-11-19 19:35 | フライフィッシング | Comments(6)

10年・・15年ぶり、かな?

何処も彼処も渇水・渇水の大合唱だから、相当降ったけど週末直前の雨は「丁度良いお湿りじゃん!」なんて高を括って、よねさんとあっちの水系を目指した。途中の本流は濁ってはいるけど然したる増水じゃない。「向こうは絶好なんじゃネ?」釣り師の希望的観測で、ワクワクしながら北上する。
目的の大支流に入ると「……!」言葉も無い大増水!!国交省のHPで過去1週間の降水量を確認してきたのに、昨夜からの大雨(明け方は警報…)はノーテンキ親爺の思惑を吹っ飛ばす量だったようだ。ここ迄来たのに〜と、少しは濁りの薄い支流の合流点を釣り上がる。釣り始めてすぐ、リーダーがガレガレの石に挟まった。外す時チョッと「カチッ」て感触、なんとカメレオンで組んだバットのすぐ下が、きれいサッパリ無くなってた!30年FFやってて、初めての経験だよ。仕方ないから残った1mばかりの先に5X〜6Xを2.5m程足して釣り上がる。ビックリだったよ、さして問題なく釣りになる。スポットにも結構入るじゃん!先が軽いからメンディングが凄く楽だ。ピンループは無理だけど、普通に振ってトラブルは起きない。怪我の功名で、新しいリーダー・フォーミュラ発案か?ラッキーだったかも〜。釣果は20cm弱のイワナが1匹きり。薄い濁りから5回のアタックがあったが、他は掛けること叶わずでうなだれて車に戻った。

時刻は午前十時過ぎ、転進も考えたが取り敢えずそのまま上流へ入ることにした。よねさんは初めての入渓、拙はずっと前に本流部NGの時に数回釣ったことがある。当時はアマゴだけで決して魚影の濃い沢じゃなかった。堰堤で寸断されてるけど、礫に埋まった印象は少し好転していた。
e0143892_17595276.jpg
水色はドライでギリギリの濁り、よねさんすぐ魚を出していた。「イワナだよ〜」とのこと、かつてここでイワナは釣ったことなかったからビックリだった。濁りは徐々に好転してきてこちらにもアタックはあるが、先月来のバラシ病が継続中、魚の顔が見られない。よねさんはコンスタントに竿を曲げている。全てイワナだとか。(???)なれど、自分を信じて芯絡みに毛鉤を通して行く。キレイに流れる芯脇からゆっくり出て来て、茶パラを銜えて反転したのは…。
e0143892_1810027.jpg
お久しゅうございます!何もかもが嘗てと同じ、デジャブのようなアマゴだ。朱点は見られないけど、側線沿いをピンクに染めたこの沢在来らしき魚体に感慨一入、暫くジ〜ンとして見惚れてしまった。あの頃はこんなのが2〜3匹は釣れたもんだから、ここからは前のめりで次の1匹を狙っていったんだけど…バラシ病の深淵に沈み込むばかり。竿を叩き付けたい衝動を抑えるのに苦労したよ。嗚〜呼〜。
e0143892_18192858.jpg
果たして何匹バラしたのか、沸騰寸前でやっと手許に来たのはお初のイワナだった。出所不明、こんな体色のイワナばかりで哀しくなるけど、溌剌とした命は嬉しかったね。この後もう1匹獲った。よねさんは随分獲っていたから、嘗てのこの沢の記憶からはウソみたいな結果だった。

でもねぇ…ここは『アマゴの沢』の筈なんだよな。心中、チト微妙でした。
[PR]
by goo_ism | 2016-06-27 18:32 | フライフィッシング | Comments(8)

自主禁漁開け!

今年のワサビの収穫作業は、GWの始まりから丁度一ヶ月、例年のほぼ倍の長丁場になった。いろんな事情が交錯して、殊にメンタルはキツかった〜。そんな中、3連休を搾り出してよねさんとこっちの南ア詣でに出掛けた。既に一ヶ月前の超旧聞だが、ちょっとした事件を起こしたんで、備忘録ログ・・。
e0143892_18455757.jpg
五月半ばのカーンと晴れた一日。PLフィルターでコントラスト上がってるけど、山も空もホントに綺麗だったよ。この本流河原を渡る時は足取りも軽く、ダム差しのイイ型を夢見て心ウキウキ・ワクワク、まぁ、子供みたいな親爺二人だった。
e0143892_18552074.jpg
チッチェ〜(六寸余)けど、パーの形も数も「如何にも」な大井川のアマゴが、なんて事無い石脇から出て来た。この日は最初で最後のアマゴ、チト寂しい・・。
e0143892_1902831.jpg
こいつもチビだけど、ピッカピカのイワナ。こんなの2〜3つ釣ってから、怒濤のバラシ六連発、更に幾つかスカして気分最悪、頭は沸騰!少しばかり凹んで、沢歩きも雑になっていたようだ。デカ目をまたバラして川辺にへたり込む。(よし、次!)気を取り直して一歩を踏み出したら、靴底のスタッドが引っ掛かったのか滑ったのか、とにかくバランスを崩した。野良仕事で腰痛バリバリ故、念の為とコルセットでギュウギュウに締め込んだ上体には全く力が入らない(アリャ~ッ??!!)成す術無く頭からスローモーションで浅いプールにダイブしてしまった。全身水没で、よねさんが引っ張り上げてくれなけりゃ、いっぱい水飲んでただろう。ベルトの甲斐無くウェーダーの中も水浸し、少し深ければ頭上がらなかったかも。水難事故はこうして起こるんだろうなぁ、なんて、身を以て知ったよ(爆)。疲れてる時は釣りになんか行っちゃいかんな。単独出釣は益々出来ない身体になっちまった、ヤレヤレ・・・。

五月の釣りはこんな顛末の一回だけ。
野良仕事終えてからよねさんと「再挑戦〜!」とていつもの道を上ったが、肝心な山道で無情の通行止め。仕方なくヒルに怯えながら下流の林道をチャリ・アタック、ここでもイワナのイイ型は全部バラしてストレス溜めまくりで帰って来た。翌週末はアッチの南ア下流部をミノーで攻めるも、余りの渇水でスーパー・シビアな反応に打ちのめされた。この日も今日一はバラすというお約束はキチンと果たしたよ(爆)。

翌日は疲れがチョッと心配だった(反省が生きてない・・)が、八兵衞さんと2年ぶりの「神の沢」詣で。数年前の台風で壊滅的な被害を受けた中流部がどうなってるのか、怖いモン見たさの出釣だった。
e0143892_2042730.jpg
台風被害の前年に潜水艦イワナに遭遇したプールは健在だった。あの時は八兵衞さんが乗ってる岩は水中に隠れてたから、30cmぐらいは水位が違う。潜水艦は見向きもしなかったが、透き通るようなアマゴが釣れたな。この沢は渓相の割には魚が少ないのだが、渇水で一段とシビアな反応でどうにか『ボ』逃れで中盤迄来た。(アマゴは釣れたから、今度はイワナね)と、それっぽいポイント中心に毛鉤を入れて行く。例えば、こんなとこ。
e0143892_20162187.jpg
巻きの奥、左の岩の影に黒パラを流し込んで暫し、軽く竿を返したら「ギュギュ~ッ」とバット迄絞り込まれた!
e0143892_20103881.jpg
(ヤッタネ!絶対尺イワナ〜!!)なかなか出て来ないよ。強引を楽しんで(新しい旧SAGE、素晴らしい!)岩陰から引っ張り出すと、ローリングしながら下へ走る。またまた???だ。ネットに受けたのは全てが尖った、カッコいいアマゴ!!イワナみたいなポイントに居た所為か、黒ずんだ肌がカッコいい。鱗に傷付けてゴメン、だな。久々の九寸弱、この一匹で全部報われた気分。こんなのが出ると、疲れも気にならないんだよね。
e0143892_203126100.jpg
上がり際、最後の最後はこのプール。手前に差し込んだ日の光で水底が浮き上がった様、神々しさ一際だったが魚はお留守だったらしくスゴスゴと撤退~(涙)。

さて、暫しのモラトリアム、次は何処へ出掛けようか?
[PR]
by goo_ism | 2016-06-23 20:40 | フライフィッシング | Comments(6)

春の本流、〆かな

雨の合間を縫って野良仕事。春の雨はドサッとまとまって降ることが多く、川が濁ると潅水出来ないから、結構ヒヤヒヤさせられる。雨予報が出たら前日に作業しておかないと、後悔することが多いんだよね。

週半ばに雨マークが付いた。ホントは少しインターバルをおきたいんだけど、水が澄むのは何時になるか判らん。最悪4〜5日のNGを想定しての作業はなんとか午前中で片付いた。(さてと…)昼飯も程々に、ショボつき出した空模様の下、今年二度目の峠を目指して子パジェロに鞭を入れる。後の席に毛鉤の道具とウェーダーをこっそり積んどいたんだ。峠を超えた辺りで、雨は上がった。(ライズがぁ〜・・・)残念、悔しい!加てて加えて、現地では雨の痕跡すら無かった。嗚~呼!
e0143892_1545861.jpg
10日前は咲き誇っていた山桜はすっかり終わり、全山煙るようなパステルトーンに包まれている。深呼吸したらそれだけで健康になれそうな柔らかい色の饗宴、一年で一等好きな季節だ。これでライズが出たりしたら(即イッチャうよな~)と、プールの開きに張り付いて暫し待つ。視界の範囲全部に目を配るが、そう簡単な訳も無い。ユックリと移動しながら瀬からプールへと叩いていった。程なく、駈け下る浅い瀬のカガミをわざとゆっくり=ドラッグ掛けて流したダン色の毛鉤を一匹目が銜えた。15cm程の年越し、肌理の細かい美形だったけど如何せん小さい。同じようなポイントからもう一匹、少しサイズが上がった。
e0143892_15355848.jpg
浅〜い瀬の落ち口で毛鉤を吸い込んだ三匹目は、下の段の流れに乗ってSAGEを気持ち良く絞ってくれた。幅広の20cmクラス、気持イイ!(もうイイやぁ)なんて思ったら、案の定、その後はライズ求めて不毛な行進させられるハメになったよ。ヤレヤレ・・・。

翌日は結構な雨になった。川は30cm程増水して野良は休み更に一日置いて、ミノーイング仲間のお誘いにホイホイ乗って、増水の影響が少なそうな水系に出掛けることにした。道の駅で落ち合って高速を暫し、下道を進む内に見えて来た本流は殆ど雨の影響を感じさせない。ラッキー!
岩を噛む荒瀬からタップリとした深瀬に繋がる、美しい流れにバイラを踊らせて行く。今にもパツパツの美形が躍り出て来そうなんだけど…何も無い、ナッシング。思案投げ首、?マーク一杯になった所で一度流れから上がった。
e0143892_166247.jpg
見つけた時はギョッとしたよ。一瞬(デッケ〜!モンカゲ?)と思っちゃった。側に寄ってハッチ仕立てのトンボだと判ったが、スペース・ホラー映画の怪物(プレデターとかエイリアンとか)を思わせる、少しグロな姿に見とれてしまった。
e0143892_16141119.jpg
アマゴを求めて上へ下へ、幾つかカワイイのを掛けたり見切られたりして楽しんだ。釣友は次々と良型を釣り上げて行く。いつもながらのイイ勉強をさせて貰った。日の光が赤みを帯びて来た頃合いで、プールの流れ込みをトゥイッチしてたバイラに突っかけて来たのは今日一のパツパツ幅広、ピッカピカのアマゴだった。稚魚で入ったか、もしかしたら自然産卵から育った、完璧な肢体のアスリート鱒。嬉しい〆の一匹、これで来月の野良仕事を何とかやり過ごせそうだよ。
[PR]
by goo_ism | 2016-04-18 17:03 | フライフィッシング | Comments(11)

SAGEで初本流〜

前々回の「グワン」のヘマに懲りて、普段使い、ってか『90%はこればっかフライ』を一通り巻き直し終わった。黄、グレー、茶、黒の4色に割り切って、#12〜#18各サイズ数本づつ。インディケーターも化繊に統一して極力同じバランスに巻いたつもりの、ホントにど〜ッてこと無いパラダンのボックスが出来上がった。ロスしたり針先が甘くなった分だけ補充すれば御の字、こんなお気楽が何処迄通用するか、お楽しみですよ。

暖国静岡なのに、花冷えが続いた所為か近在の染井吉野は未だチラホラ。それでも満開が近い筈の山桜が見たくて、地元本流の中流部に向けて峠を越えた。靄に煙る山のあちこちに今を盛りの白い塊が見える。山が笑い始めていた。(今年も見られた…)しみじみ嬉しかったな。
e0143892_1340255.jpg
入渓予定の河原には先行車があり、仕方なく移動して入ったのはこんな所。数年振りの河原は以前22〜3cmのアマゴのライズを楽しんだ(翻弄された?)ポイントだったが、申し訳程度の放流アマゴに遊んで貰ったばかりで、程なく魅力の無い渓相になった。パスして上迄歩くか、転進するか、悩んだ末先行者が上がったのを期待して移動したよ。坂道を下りて行くと終点近くで件のSUVとスレ違った。窓を開けて尋ねる。おいらの入りたかった辺りは触ってないと聞いて、再び新しい「古いSAGE」握りしめて、ほくほくとゴロタの河原に踏み込んだ。
瀬を叩いて行くと、チビだが肌のキレイなアマゴが新規の毛鉤に飛びついて来た。2つ、3つ…、もう少しサイズを上げたいなぁと思って見上げた上の段の開きに「ポチッ」って飛沫が上がった。足元に注意しつつ躙り寄ると、芯の向こうに別の飛沫、2つ居る!2〜3分毎に「ポチッ…ポチッ」とやっている。先ずはと、ここ迄釣れてたグレーの毛鉤で様子を見るも、反応は無い。別のライズも「……」目に付くのは中型カワゲラ、小さなカゲロウ、ユスリカぐらい。毛鉤を変えようとフライボックスを取り出すと、目の前を黄色い中型のカゲロウが横切った。(ヒメヒラタ!?)#14の黄色い毛鉤に結び変えて次のライズを待って位置を確認、ティペットを畳んだまま慎重にレーンに入れた。
e0143892_14364633.jpg
ネットが新作の本流サイズだからなんとも間抜けな絵面だけど、「ポクッ」って感じで毛鉤を消し込んだのは丁度8寸、パーが薄めの如何にもこの川らしい見慣れたアマゴだった。#3のSAGEを気持ち良く絞るファイトで怯えたか、もう一つのライズは止まってしまった。帰りにもう一度覗くことにして、瀬に踏み込みドリフトに専念してみる。
e0143892_14483065.jpg
程なく毛鉤を銜えたのは先程よりチト小振りながら、パツパツボディの美形〜。乱れたパーの魚が多いここでは珍しい、小判を並べたような白い肌が眩しかったよ。魚が出るのは早瀬ばかりでプールは沈黙してたが、なんとかアマゴらしいサイズに出逢えて嬉しかったな。帰りの件の開きでは、チョット神経質なライズで小振りな1匹が見送ってくれた。いいお土産貰って、とってもイイ気分だったよ。
e0143892_14572162.jpg
車を停めた河原の広場では、真上の山桜が満開だった。ウィンドウとワイパーに散り掛かった花弁を拭うのが、何となく勿体なくて延々とそのまま走って帰った。イイ一日!
[PR]
by goo_ism | 2016-04-04 15:16 | フライフィッシング | Comments(8)

再確認の予定だったけど…

バラした「グワン」が、やはり気になって仕方ない。ちょっと太軸&平打ちフックに巻き直した毛鉤を詰め込んで、先週の渓に行ってみた。google mapで距離が短い筈の山越えルートを調べて、初めての林道を選んでみたのだが、とんでもない傾斜の極狭の山道を延々走らされるハメになった。スタートからこの日の顛末を思い知らされる気がして、早くも憂鬱…。でも予定の1.5倍程掛けて辿り着いた先では
e0143892_11281973.jpg
見事な枝垂れ桜が出迎えてくれた。咲き初めの薄桃色が青空をバックに目に沁みたよ。イ〜イ気分で入渓点に向かうも「…」先行の方のSUVが在りましたねぇ〜、残念!頭に浮かんだ2本の支流の内の、キツそうな方に向けてハンドルを切り、本流を渡ってほんの僅かの仄暗い沢の合流点で深呼吸をして、初めての渓に潜り込んだ。
e0143892_11411074.jpg
上流に集落があるのに、渓畔には人造物が全く見られない、今時珍しい美渓だった。釣れて来るのは
e0143892_11442866.jpg
やはり心寂しいこんなサイズが大半。偶に出て来る7寸絡みは毛鉤の数センチ手前で反転するばかり…嗚呼(涙)。ゴルジュを抜け岩を登り3時間ほど遡行し、汗を拭いたタオルが塩っぱくなったところでタイムアップ、川通しに下ることにした。
e0143892_11535321.jpg
河原に残ったここの住人の痕跡、鹿だろうな。至る所がこんな状態だった。
e0143892_1159176.jpg
傾斜が穏やかな裾沿いに獣道が付いていた。人が往来するのと遜色ないぐらい、それは見事な道だったよ。遡行しながら気付いてたが、河原の砂地にも人の足跡は皆無だった。解禁から3週間、あんまり釣りに入ってないのかな。最初に渡った本流の河原にも延々と猪が掘り返した跡があったりで、釣果は寂しかったけどイイもの見られた再挑戦の1日だったな。

<な〜んて、強がってみました(自爆)。>
[PR]
by goo_ism | 2016-03-26 12:11 | フライフィッシング | Comments(8)

魂入った、のか・・??

長年の妄執がやっと叶った竿の、最初の出番は伊豆大河の川辺と固く固く心に誓ってたのに…。
「天城も箱根も真っ白だよ〜!この冬一番だね。」って、魚絵師さんからの電話は、出釣前日だった。丁度一週間前の好釣情報で、入る沢の入る区間迄イメージして準備してたんだよ。まさか雪代の流れを釣る勇気はなく、カズさんとの2回目の狩野川出釣計画が、また流れてしまった、嗚呼…(涙)。
e0143892_10323040.jpg
この画像見れば判る人いっぱい居るだろうな、替わりに地元の支流に潜り込んできたよ。カズさんと相談した幾つかの候補の内、気持ち良くラインが伸ばせる広めの流れを選んだ。この堰堤は釣り上がりの最終地点、ここから川通しに戻る。
ここまでの釣果は…。
e0143892_10443845.jpg
こ〜んなチビちゃんがポツポツ、毛鉤にムシャぶりついてきてくれた。前々日の雨で程良い加減の流れは、底石も磨かれて凄く気持ち良い。今シーズン3回目の川歩きで、怠けた身体も漸く目覚めて来た様子だ。川歩き・ハイ、とでも言うか、とにかく気持ちイイ。
e0143892_10552386.jpg
懸案のSAGEの竿下ろしとしては、魚も釣り人もチト心許ないんだけど…。公園で振り込んで(なる程ね)なんて判った積りだったけど、#3ラインの浮遊感と竿の返りのスピードは、GⅢ/4番LLのチャッチャ感に較べて、釣り人が慎重にならにゃとでも言うのかな、少し慣れが必要と判ったが、やったね!初めて<使える、その気になる#3ロッド>に出逢えた!
e0143892_11163559.jpg
行程の2/3ぐらい釣り上がった、なんて事ないポケット状ポイントに投げ入れた毛鉤に、鱒が出た。なんて事なく竿を立て、なんて事なく寄せに掛かったら、なんて事!真っ赤な婚姻色が「グワン!」と反転したよ。一瞬バット迄絞り込まれて直ぐ、竿は生命感を失った。(グゥワァ〜〜!マタ、ヤッチマッタ!!イッタイ、ナンドメダ〜!!!)頭抱えて、思わず声が出た。繁殖に参加しても生き残る鱒が居ると聞いた事があるが、まさか毛鉤に出るとは…。悔しくて情けなくて、自分を呪う言葉しか出て来ない。気を取り直すべく毛鉤を見て、やっと事態が呑み込めた。で、少し平静に戻れたよ。TMC100と5230の間を求めて選んだ、MARUTO/d24の#16がキレイに延びていた。なんて事はない、おいらの負け!鱒の勝ち!!
狩野川とは少し味わい違ったけど、SAGE万歳だぁ!!!
(去年夏の終わりに野良仕事で剥がした親指の爪、半年で再生したけど、なんとも汚いなぁ・・(涙)。元に戻るんだろうか?)
e0143892_11414618.jpg
グロ画像になっちゃったかな、こんな季節なんですね。今年も川辺は生き物に溢れていて欲しいもの。川の番人として、同好諸氏の皆さん、釣りに行きまショイ!
[PR]
by goo_ism | 2016-03-21 11:52 | フライフィッシング | Comments(6)

やっと、手に入った!…その2

季節は着々と進んで行きますね。鶯の初音を聴いたのは2月18日。毎年早まるけど、今年はグンと早かった。諸々の季節の風物詩が、みんな前倒しで顔を出す。チト、怖い…。

少しばかり天気が荒れた翌日、麗らかな日差しに誘われて山を越えて天然ワサビの様子を見に行って来た。車のすれ違いが出来ない程狭くて普段は避けているのだが、軽パジェロにはピッタリな林道を喘ぎつつ登る。杉林を抜けて尾根筋の雑木林に掛かると、車も人も一息ついて遠くの山の薄ら雪景色もやっと目に入って来る。日陰の路肩にも融け残っていた。平地の雨はここでは雪だったんだ。陽の当る疎林は奥迄見通せて明るく、「春はすぐそこだね」などと同乗の父親と雑談も弾む。生き物の気配もタップリで、黒褐色の冬毛がよく目立つカモシカは何頭も現れた。車の前を走るヤツ迄居て、いい加減呆れた頃合いで「おおー、ありゃあデカイぞ!」と父が声を上げた。車を停めて沢筋を振り返る。距離は40mぐらいか、立派な三つ又角を載せてこちらを見下ろす牡の日本鹿と目が合った。佇む巨体は四駆車を思わせ、渋い褐色の神々しい姿に声も出ない。息詰めて見上げる内、踵を返した彼はアッという間に林に消えた。今思い返しても胸が苦しくなるような、輝かしい数瞬だった。想定外の感動、山に大感謝!

e0143892_1221239.jpg
まぁ、全然別の話なんですがね…。
つい先日長年の憧れの竿を手に入れたばかりでまだウキウキが醒めないのだが、またまた現れてしまったよ、妄執の竿が!
(イクカ?、止メルカ…)何日か迷った末に(エェ〜〜イ!)でポチってしまった。サンフランシスコ時代と呼ばれる世代のScott/G90-5、先のSAGEよりもっと前の竿だよ。これもかなり本気で捜したけど縁がなかった一本だ。フライロッドを買うことなど、この先もうあり得ない!、とつい先月迄思っていたのに…。
でも、もうお終い!最後の一本!!打ち止め〜!!!

解禁の狩野川、この2本の「S」にお供して貰おう。今シーズンのF.F.のテンション、お陰さんでアゲアゲっす。
[PR]
by goo_ism | 2016-02-27 13:07 | フライフィッシング | Comments(11)

やっと、手に入った~!!

欲しくて欲しくて、長いこと捜した竿が先日手許にやって来た。
e0143892_1793925.jpg
SAGE379LL、グラファイトⅡ版だよ。捜し始めたのは、多分21世紀に入ってから。SAGEのラインアップからはグラファイトⅢのLLすら消えていたかも知れない。当時の愛竿は同社グラⅢ・486LL。クリスプ&スムーズ、なんの文句もなかったんだけど…。しなやかを求めた他合いも無い欲求は何時か妄執となり、何年かヤフオクや仲間の情報網を頼りに捜し求めたんだけど、行き当たらなかった。結局そのカタルシスはScottのジャパン・スペシャルとなり、GⅡの379LLは諦めの対象、封印した竿になった。

出逢いは突然だったよ。北関東の激!コアなプロショップのUsedの一画に、それは在った!見た途端に心臓ドキドキだったが、一度冷静になろうと(何の意味が?)サイトを移動した。でも15年余で、初めて出逢った片思いの相手だ。5分後には『注文する』のポチを押していた。どうやら他にも購入希望者が居たらしく、タッチの差で手に入った様子。その方にはホントに気の毒な事だった。ゴメンなさいね…。

さて、Used品と言え、件の激!コア店主様のお墨付きゆえ、それはそれは上等な品でしたよ〜。バットに僅かな擦り跡が数カ所のみ、サンディングされたグリップはコルク痩せして長期間の保管=不使用が見て取れた。大事にされてたのが、一目瞭然!コルクを水研ぎしてブランクを拭き上げたら、一層キラキラ輝き出したのは欲目だとしても、こんなに心躍る経験は久しぶりだった。今シーズンの狩野川はFF出釣が増えるだろうな。ミノーイングとどうバランス取るか?
ウゥ〜〜、悩ましい!!
[PR]
by goo_ism | 2016-02-06 19:49 | フライフィッシング | Comments(8)