潜水艦に遇った

製作中のネットに何度目かのオイルを塗り込んで、もう何をするでもなくて黄昏れ始めてた土曜の午後。釣友のクラフトマン八兵衞さんから電話を貰った。(ギックリ腰はどうかなぁ?)と思いつつ出ると「明日お山のアマゴ狙うけど、goo~さんもどぅお?」って、ありがた〜いお誘いだ。かくて、ハゼのわき具合でも見に行こうかと思ってた日曜日の予定が、一転輝き出したのだった。

朝5:00起きという私的には早出の出発で八兵衞さんと合流、1時間半程の八兵衞号ドライブで支流の車止めに着いた。車中問わず語りに互いの近況を話すのも、それなりの癒しになっていたのか、釣支度に掛かる頃にはひたすら心が浮き立った。林道を上る自転車の脚も軽い(殆ど押したんだけどね)。

吹き出る汗を袖で拭い木の間隠れに覗く川は、先日の台風の大雨で白い泡が沸きかえっていた。幸い濁りは無い。釣り師の希望的観測ってやつで、水引き際の大釣りが脳裏に浮かび、予定通りいつもより下流区間で竿を繋ぎ薮を潜って河原に立つ。林道から見る程は大水じゃない、嫌でも期待は高まった。平水より10センチぐらい水位が高いと、通い慣れた八兵衞さんは言う。普段はほんの水溜まり(?)ってポイントで1尾目、7寸程の岩魚、バラシ!2尾目はチョイ上の流芯越しの岩の脇で毛鉤を銜えた、バットから竿を絞り込む良型。が…、数瞬後竿が跳ね返った。無念、また、バラシ!ンガァ〜!!!
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こんな感じのプールが続く。前になり後になり、芳しい成果も無いまま遡行する。対岸の脇が気になり、プールを攻める八兵衞さんの下手に回ろうと2〜3歩踏み出したその時、ほんの足許、瀬肩のなんて事無い絞れから潜水艦が飛び出した。小さく見積もっても楽に40センチ上、悠々と流芯を遡る暗いアンバー色の丸太のような魚体とヒレ先の白が目に焼き付いた。数年前の蒲田左俣のデジャブーかと、巨体を見送る。

思えば、あの時の釣りは酷いモノだった…。(続きます)
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by goo_ism | 2011-07-26 10:34 | フライフィッシング | Comments(7)
Commented at 2011-07-26 11:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by よねさん@鱒美 at 2011-07-26 21:00 x
素晴らしい渓ですね~♪
碧い水、大きな岩、潜水艦がひそんでいても不思議じゃありません。
うかつに踏み込んだ足元から走る魚影、良くあることですね。
特に夏場のイワナは、やたらと浅い所でぼけ~っとしてるような気がします。
Commented by goo~ at 2011-07-26 21:23 x
よねさん、こんにちは。画像は補正が利いて、キレイ過ぎたかも…。
蒲田を小さくしたような、素晴らしい渓相の沢ですよ。
アマゴが8〜9割の区間だと八さんから聞いたけど、最初は殆ど岩魚
の渓でした。まぁ、拙がそれメインで狙った所為でもあるけどね。
潜水艦岩魚は増水で尻に付いてたんだと思うけど、それにしても『オ
イ、オイ…』って場所。しかも2尾目もありましたから…。参りましたよ。
あれを釣るのは発想変えないと無理だと思います。
やる事はタントありますね。
Commented by Jeepster at 2011-07-27 06:28 x
30日は、宜しくお願い致します!
マタウラタモ網もね????

JEEPSTER
Commented by goo~ at 2011-07-27 09:07 x
Jeepさん、こんちは!こちらこそ宜しくお願いします。
保土ヶ谷BPが混まない事を祈りましょう。

マタウラ・タモは結構な値段になっちゃいそう…、打ち合わせ後かな?
Commented by 八兵衛です。 at 2011-07-27 18:33 x
お疲れ様でした
潜水艦1隻は解ってましたが
2隻は想定外でした~
平水に近づいたらアマゴの渓に戻ってましたね
不思議でした
又タイミング会いましたら宜しくです~
Commented by goo~ at 2011-07-27 19:17 x
八兵衞さん、ど〜もお世話になりました!
ドキドキの体験でした。あんなんが居るんだ!嬉しくなっちゃいます。
同じ区間を続けて2回やったのは初めてかも…。興味深い釣りでした。
次回は見えるカーフテールに戻して、見える当りを獲りたいと思ってます。
平水になったら是非に!宜しくお願いしま〜す。

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