印象派的毛鉤

釣友が北の方に遠征して良い釣りをして来たらしい。ほぼ2ヶ月川へ行ってない身には酷な報告ではあったが、たまさか「使ってみて・・」と渡してた毛鉤がなかなかの成果を上げたとの事。話しの中身は想定通りの結果、いやいや、想像以上であったようで使いこなした釣友に感謝と敬意を込めてタイイング過程の写真を撮って送らせて貰った。

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最近はこんなフライに惹かれる。虫の羽化段階に合わせた(つもりの)フィジカルなフライを、スリットフォームのボックスに整然と並べて悦に入る時期もあったが、ここ数年釣行回数が激減したお気楽フライファンには、それらのピンポイントの(つもりの)フライは無用の長物、ほぼ全て棚の肥やしとなり、フライボックスも昔使ってたウ○コ臭いプラケースに戻った。思うに我がマッチ・ザ・ハッチ・フィッシングは竹竿と同じ、ハシカみたいなもんだった。

最近ウェットフライの釣りがとても面白い。シルバーマーチブラウンが最高!!と思いつつ、光を宿したり透かしたりの毛鉤巻きも面白くて金属や、海豹・白熊・川鼠、各種鳥の羽根等をヒネくり回している。浮かせるフライはこのユージュアルやマドラー。何にも似てないけど、水と光と使い手の意志で何にでも化ける、そんなフライ。再びカゲロウの繊細な釣りが来る秋迄は、こんな毛鉤で釣り通してみたいと毎年思うのだが・・・。やはりパラシュートフライとカディスがチェストバッグの大半を占める、スケベ・Bum・親爺であります。
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by goo_ism | 2010-07-05 22:18 | フライフィッシング | Comments(8)
Commented by 八兵衛です。 at 2010-07-06 20:45 x
かなりファジーですね
徹底的にシルエットなんぞこだわっても面白いが
とことんファジーなものもエエですね
一日毛鉤一本!とっかえひっかえが面倒な年頃には
とことんファジーはエエですね!!
Commented by goo~ at 2010-07-07 09:59 x
八兵衞さん、こんちは。ファジーな毛鉤、大好きです!
ただスワンクイルのパラシュート#14とEHカディスはもっと好き!詐欺みたいなブログですねぇ・・・。

この毛鉤。フック、スレッド、スノーシュー兎だけで極めて経済的。程々に浮くし、沈んでも効くし、まぁまあ見えるし、丈夫だからホントに1日1本で通せるかもよ、やったこたぁないけど・・。使うんなら進呈しまっせ。
Commented by カズ at 2010-07-07 11:54 x
このファジーな感じいいですね。
私もいろいろ考えながらタイイングするのも好きですが、
やはり現場に行くとパラシュートとカディス中心になってしまう(^^;
Commented by goo~ at 2010-07-07 21:08 x
カズさん、こんにちは。
ファジーな毛鉤、大好きです。「これは一体何?」っていうような、訳の
分かんない毛鉤や釣り方で釣れると滅法嬉しい。マドラーも大♡。
どっちも簡単な毛鉤ですけど、思いと欲をたっぷり巻き込んでます。

早いとこ水が落ち着いて欲しいですね。そろそろアブが出ちゃうよ〜。
Commented by よねさん@鱒美 at 2010-07-11 12:00 x
魚がアタックしてくる様子を思い浮かべてのタイイングですね。
沈めて誘う毛鉤もチャレンジしてみたいんですが、不器用なおいらはパラシュート一本というところです。
goo~さんのフライ、北の湖で大活躍だったようですね(^-^)v
Commented by goo_ism at 2010-07-11 21:05
よねさん、こんにちは。この天気、参っちゃう。カビが生えそうだよ〜!
毎シーズン何百本か毛鉤を巻いて来たけど、減るのは極限られたパターンばっか・・・。在庫のパラシュートフライ、一生で使いきれないと思います。それでもボケ防止の為のゴミ濫造、続けまっせぇ。

北での結果は嬉しかったですね。不遜だけど、「ヨクゾ使って下さった」。自分としては想定ドンピシャ!なんだけど、巻き人の思いや鉤の旨味を知らずにこれを結ぶのは勇気が要っただろうと思いますよ。
Commented by ヤナ at 2010-07-17 11:47 x
あっ!出遅れてしまいました(笑)
このフライには、ほんと感謝致します。今回の北海道釣行の主役でした。ほんとうにありがとうございました。
正直、これを結ぶ時にはかなり迷いがありました(笑)モンカゲのクリップルでそこそこアタリがあるのですが、この魚の気配の中ではクリップルが本命とは思えない・・・いろいろ迷っているうちに、”オレを使え!”と呼びかけて来るフライがこれでした・・・確かにgooさんはモンカゲ云々と言っていたな〜”しかし、キミはモンカゲにはあまり似てないよ”と迷いながら結んでキャストしたら、一発で来ました!その後も、アメマス、ウグイ、ヒメマスまで!!”なんじゃこりゃ!”という状態でした・・・試しにリアルモンカゲパターンに変えてみましたが、明らかにユージュアル有利でした。魚は本物とリアルイミテーションは見分けるけど、ここまでファジーなものは、”何じゃこりゃ?”なのでしょうね。もちろん、川のニジマスもイチコロでしたし、湖ではアメマスとウグイの釣り分けもできました。
最近は、このフライを渓流パターンにも応用しています。マテリアルもシンプルで、私の好みにピッタリです。
Commented by goo~ at 2010-07-17 20:51 x
ヤナさん、ご無沙汰です。
何時ぞや、もう何年も前に現地から直電貰った際に聞いた話、「片羽落ちのスペントスピナー」が脳裏に刻み込まれてました。過去にモンカゲのハッチでは交通事故のような釣れ方しかしてないので、散々捏造した標本のような毛鉤が如何にダメダメか、身に沁みてるんです。まあ、モンカゲだけじゃないですけど・・・。人が釣れる毛鉤で魚が釣れるとは限らない、その事は学びました。この毛鉤は「フライの雑誌」の備前さんの記事で知りました。随分前です。ファジーでしょうか?私にはある意味大事なイミテーションなんですよ。まあ、差して結ぶ機会が多い毛鉤じゃないですが・・・。

自分は滅多に釣りに行けなくても、こんなことがあるから毛鉤巻きは止められませんね。ありがとうございました〜。
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