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2009年 11月 11日
私が住んでる近在を流れてる里川、朝比奈川という小さい穏やかな流れなんですが、昔から冬のオイカワを狙う人達の間ではそれなりに有名な川だった様です。ここに引っ越してきたばかりの冬には、関東ナンバーのバスを連ねて来静し葦の間からのんびり糸を垂れる、由緒正しい身形の釣り人達を毎週のように見掛けたものでした。振り返ってみると、今から20年ばかり前の事です。ここ何年か、絶えて見掛けないのにいま気付きました。 ![]() イワシヤマベ、って呼びましたねぇ。あの頃はこんな丸々としたのが、淵の真ん中に真っ黒な群れを作って居ました。山の荒廃か、河川や道路の工事によるものか、最近は河床が上がって淵と呼べる深みが姿を消しました。真冬になっても氷が張るような寒さが来る事も無く、群れで越冬する必要が無くなったのかも知れません。最近見掛ける越冬オイカワ、群れの数は以前の半分、1/3、いや1/10かも知れんなぁ。 管理釣り場のニジマスも良いけど、拙はやっぱ、これの毛鉤釣りが好きですわ。 2009年 10月 24日
無聊を託ちつつ毛鉤を巻くか、キャスティングの練習するぐらい。気が向いたら港でメッキやセイゴを狙う・・・。で、たま〜に管理釣り場。渓流シーズンが終わってから3月迄のルーティン・ワークって、毎年そんなもんでした。 7〜8年前そんな退屈な冬が一変。我が家から2時間弱の秋葉ダム下流の天竜川で、ニジマスを釣れるようになったんですわ!最初にスポーツ新聞の取材協力で行った時にプリンスニンフを銜えた魚がいきなりの68cm。東山湖以外では初めてのサイズ、携行したインスタネットが全く役に立たず、自動車バックで岸にズリ揚げてのランディングでした。当時は50前後のヒレピンが結構入っていて、そのサイズはインスタネットで間に合ったけど、このバケモノ・クラスをサクッと掬えるネットを捏造したくてたまらなくなり、翌日から早速材料集め。2.4メートルのスプルース材をどうにか手に入れて、一気呵成に作ったのだが・・・。初めてのドデカサイズはきっちり木型を作り、接着にEタイプのエポキシを使ったにも関わらずとんでもない接着不良!初下ろしの雨中の釣りでフレームが剥離〜バラバラになりかけて大慌てしたけど、製作の苦労を考えると捨てられず製作時の倍以上の時間をかけて修理した。木型作成、成形、補強、接着、削り、仕上げ、塗装等々、全部見直し。この1本を諦めなかった事で、随分勉強出来ました。このネットに費やした数週間は、今のネット作りの行程3日分になってます。 その1本以降、毎年10月になると「天竜ネットを作りたいよう〜!病」が発症するようになりまして、現場に持ち出して手元に残ってるのがこの5本。1番左が件の1号、右に向かって新しくなるけど、思い返すと何故か1号ばかり持ち出してました。思い入れの差、それとも苦労の塊だから、でしょうか? ![]() 左から2本目・2号は某田師匠のNZ釣行で使って貰って、マタウラの水に浸かってきました。約1ヶ月間数限りなく茶鱒を掬い、オイルはほぼ飛び切って傷だらけで返って来ましたが、チェックしてみると全くの健康体、ビクともしてなかったのは、メンテナンスしながら堪らなく嬉しかった〜!! ![]() 今年作ってるのはコレ。今迄と変えて茶色基調の材料で細身のフレーム、ウレタン塗装で仕上げてます。もう1層仕上げ塗装の後、ネット取り付け穴の調整をして木部は完成ですが、持ち出せるのは年明けか? ・・・・、ってか、今シーズン天竜に行く機会があるんかなぁ? 2009年 10月 02日
お盆頃から準備に入れ込んでた2回の展示会、どうにか終了しました。若いクラフトマン達のエネルギーにキッツイ刺激を貰いながら、それでもまだ確信が持てないままだった前半のグループ展。静かなサロンといった風情の会場で、随分と沢山の人に直接意見を聴けたDS展。いずれも思っていた以上の評価が頂けました。もう一つ、それ以上に嬉しかったのが、人の繋がり。勉強時代(ってことは、30年以上前)の仲間達との再会が、新しい人の輪や知識を拡げて行ってくれそうな予感を生んでくれたり・・・。ありがたいことです。お越しいただいたカズさん、八兵衞さん、両日共不在で申し訳ありませんでした! ![]() こんな感じのディスプレー。6脚でグルリと1周なのに、5脚しか無いのは御愛嬌!けっこう笑いが取れて、却って良かったのかも・・・。 ![]() こんな風にスタッキングも出来ます。積み重ねた姿もなかなかです。5脚でぴったり1周・・・。これが1脚不足の原因です。要改造なんですけど、フォルムやバランスを壊したくないので悩んでます。 気がついたら渓流シーズンが終わってました・・・。最後に富士山の湧水に慰めて貰おうか・・・。 2009年 09月 14日
![]() 先週木曜日からの家具職人達のグループ展も、明日迄となりました。私より丁度一回り程若い人達とのジョイントは、程良い刺激を貰えてなかなかに有意義でした。やって良かった〜。 さて、来週からはデザイン静岡の展示会[DESIGN SHIZUOKA2009Exhibition]に出展です。昨年から会場を静岡県立美術館に移し、趣きが少し変わりました。私的には、今回初めて製作をお願いしたモデラーさんとのコラボレーションが出展への大きな動機になっただけに、楽しみな1週間になります。 進むか、退くか・・・。答えを出さざるを得ない1週間でもあります。 2009年 09月 03日
![]() スツール、完成! ウォルナットの接ぎ合わせがなかなか綺麗。 さぁ、来週から作品展だぁ! 2009年 08月 24日
![]() 朝晩は少しだけ過ごし易くなって来て、そろそろ渓流シーズンも終盤。残念ながら今シーズン、渓流釣りはもう諦めかなぁ・・・。 仕事は全然忙しくないんだけど、来月は2回グループ展に出品する予定。お盆休みからこっちは、何年か忘れかけてたモノづくりの楽しさに浸っています。 画像のブラック・ウォルナットの木組み3本脚スツール。今月中には3台仕上がる手筈です。 9月10日から15日迄、呉服町のギャラリー・ワタナベカメラで数人の若手家具作家グループ展におジャマ虫出展。本番は翌週21日から27日迄、静岡県立美術館での「DESIGN SHIZUOKA 2009」。こっちは出来るだけアテンドする予定です。大したお構いも出来ませんが、連休中もし釣りに飽き(?)たら、覗いてくれると嬉しいなぁ〜。 2009年 08月 11日
今日の明け方は台風9号の最接近で、叩き付けるような雨。(よく降るな〜。地盤も緩んでるだろうから大地震でも来た日にゃぁ、エライことになるかも)なんて思いながら、寝ぼけ頭は再び熟睡の淵へ落ちて行く・・・。 どれぐらい経ってたかは分からないけど、「ゴゥ〜」て音を聞いた気がしてすぐ、突き上げられような衝撃。続けて左右に揺すぶられて、飛び起きた。 (あぁ、横揺れだから大丈夫だ)と意外にも冷静な自分に驚きつつ、二階の子供達の部屋の物音に耳そばだてるも大きな異常もなく、程なく揺れは収まる。随分長く感じたけど、揺れてた時間は10秒かそこらだったんじゃないかな?TVの速報ではM6.6・震度6強と出たけど、「そんなに揺れたかな?」が正直な感想で市の同報無線がうるさいなぁと不平を言ってたら、いつの間にかまた寝入ってました・・・。7時過ぎにもう1度起きた時にはMは6,5に、震度は6弱に訂正されてた。 心配して連絡をくださった皆様、ありがとうございました。家族一同なんの被害も無く息災です。 唯一、飼い猫が驚いて雨の戸外へ飛び出したらしく、昼近く迄行方不明でした。全身の毛を逆立てて戻って来たものの、物音や人の声にビクビクしてたようです。今は自分の寝床でお腹を出して寝ています。猫に自然現象は理解できんだろうねぇ。お疲れさん。 2009年 07月 24日
3ヶ月ぶりの釣りだったのに・・・、国交省のHPチェックしてたのに・・・、やっぱり今年はこういう巡り合わせみたいです。 朝6:00静岡発、ノ〜ンビリ走って目的地の川に着いたのが12:00前。途中の本・支流を覗いて来て覚悟はしてたものの、水位は普段より20センチ程高、幸い濁りはありません。殆ど萎えかけた気持ちに鞭打って、人気のない支流の入り口で昼食の後、すぐ上の大堰堤下の溜まりを見に歩いて行きます。坂道が急になり右に堰堤が見える、もう少し・・・と・・・マズイ!!強烈な動物園の匂い。そっと急いで取って返すと、後ろを歩いてた2人が道下を見つめて指差す先、距離にして10M程のところを件の匂いの源、若いツキノワグマがゆっくり草むらに消えて行きます。真っ昼間の接近遭遇でしたが、先方が先に気付いて道を開けてくれたようです。でもその先をチェックするのはいささか怖い!んで、偶さか見つけたシオデを折りながら道を戻りました。 何とか釣りになるかと、入漁券を買っていつもの区間に入るも、上から見るのたぁ大違いのコンコンチキ。何度も流芯で立ち往生しながら、やっとヘチの浅いとこ迄移動、大きめの浮力のある毛鉤を流して行きます。何度かの小さい魚のアタックをスカした後、やっと乗りました。#14クリップル銜えた、20cmチョイの小イワナ。花の盛りを過ぎた梅花藻のベッドに載せて1枚だけ「パチリ」させて貰います。 ![]() 普段だったら水のない浅瀬からは、これぐらいのイワナとアマゴが飽きない程度には出て来ますが、小1時間膝〜股丈の冷たい激流に浸かってると体力の限界が・・・。川幅いっぱいの流れに飛び出した岩の上で暫し休憩。普段は釣りに夢中で気にも止めない梅花藻の小さな花が可憐でした。 ![]() 薄暗くなってヒゲナガやフタスジモンが飛び始めると、ウサイン・ボルトとタイソン・ゲイが走り回ってるようだった流れも気持ち減水(5cm程?)して、川面も何となく賑やかな感じになって来ました。ウェットフライの好機到来と、死ぬ気で流芯に立ち込んで流し続けましたが、「コツン」やら「ガツン」やら掛からない当りに翻弄されて疲労困憊。真っ黒でヌルヌル滑る一抱え大の石が重なる激流に股迄浸かり、コメカミ引き攣らせて戻る帰路は、(ここで滑ったら、逝っちゃうかな)、マジで泣きたくなりました。 ![]() このポイント、ご存知の方も多いと思いますが、こんな状態の時ここで釣りやった人は多くないかも・・・。 無理矢理付き合わせてしまった某田さん、S藤さん、K藤さん、ありがとうございました。そして、ごめんなさい・・・。 帰り道のお楽しみはお風呂、おふろ、オフロ〜!今回は木曽福島の天神温泉、去年某田さんに教わって以来、久々の再訪なり〜。 ![]() 湯船は1、5M&3M程。小さい少し濁った熱めの炭酸水素泉、肩迄浸かれば疲れが泡に溶けて行く様です。後ろの板壁のようなモノは湯船の蓋。鄙びた湯治湯ですが、飛騨・開田釣行でのもう一つのお楽しみです。 3ヶ月分のガスは抜けたんで、不毛な釣りでも、まぁしょんないとしましょ。 |
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